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カンボジア アンコール遺跡群 ロリュオス遺跡群 プリア・コー [旅行]

カンボジア・アンコール遺跡群の観光、ロレイの次に訪れたのは、プリア・コーだった。バスで15分ほど移動した。

プリア・コーは「聖なる牛」の意味で、ヒンドゥー教の寺院である。アンコール遺跡群の中では最も古い寺院で、インドラヴァルマン一世により879年に建立された。

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3基の祠堂が併置されているように見えるが、実際は、背後にもあって、合計6基。

名前に通り「聖なる牛」像が置かれている。シヴァ神が乗る聖牛ナンディンである。

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守門神・ドヴァラバーラの像。まぁ、日本に当てはめると、仁王というところか。

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ヒンドゥー教の教えに慣れていないので、何がなんだか、分からない。こういうものがあると理解するしかない。

カンボジアというと、仏教国のイメージが強いが、クメール文明の初期はインド文明の影響が強かった。ヒンドゥー教の寺院が多いのはそのためだ。

もっとも仏教にしてもヒンドゥー教の分派の一つと思えば、仏教・ヒンドゥー教が混在していてもおかしくはない。




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カンボジア アンコール遺跡群 ロリュオス遺跡群 ロレイ [旅行]

カンボジアへ旅行したのは、一昨年の12月だ。アンコール遺跡群のことを書こうとしたが、ずっと放りっぱなしになっていた。プノンペンのことを記したのが去年の3月だ。記事一覧を見て驚いた。1年間、放置したままだった。

なぜ、アンコール遺跡群の記事が書けなかったかというと、写真を見て、混乱したからだ。同じような遺跡の写真ばかりで、どれがどれだか、分からなくなったのだ。

今になって書き出すのは、ヒマだから。コロナ禍の外出自粛とは、つまり、時間を持て余すことだ。

アンコール遺跡群の写真は、ハッキリ言って、面白いものではない。今から考えると、アンコール・ワットとアンコール・トムだけで十分だったように思う。これなら一日ですむ。記憶も混乱しない。

アンコール遺跡群めぐりで、最初に訪れたのは、ロリュオス遺跡群である。ロリュオス遺跡群もいくつかの遺跡で成り立っている。その中のロレイをまず観光した。

赤茶けた土地。

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建物は一つが修復中で、最初に見たときは、これは何?、と思ったものだ。高台にあるが、かっては周辺はインドラタターカ貯水池だった。貯水池の小島にこの祠堂が建てられた。

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高台にあることが分かる。

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祠堂。祖先を祀るために建てられたのだ。

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デヴァター(女神)像。

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このレリーフは、ガルーダ(神鳥)の口からナーダが出ている様子を描いている。ナーダというのは、天気を制する蛇である。

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リンガが置かれている。リンガは「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」でお馴染みだ。

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このリンガに水をかけると、インドラタターカ貯水池に水が流れる仕組みになっていた。乾期に水源を守る意味があった。


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プノンペン~シェリムアップ [旅行]

トゥールスレン博物館をみたあと、セントラル・マーケットへ行く。

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同行者の中で買い物する人はいなかった。自分はベンチで休んでいた。

その後にレストランへ。

プノンペンの市中は国王の写真が多い。シアヌーク殿下夫妻の写真もめだった。”御真影”というべきか。国の象徴だが、現国王は人気がない。しかも独身で跡継ぎになる子がいない。次の国王は傍系から選ばれる。

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レストランでは食欲なく、串焼きを1本食べただけ。当たり前だ。トゥールスレン博物館で虐殺の展示を見たあと、食欲など起きるものではない。

渋滞をかき分け空港へ。

国内線のターミナルは人がほとんどいない。利用者がまだ少ない。

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1時間弱でシェリムアップへ着く。

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スチュワーデスが大仏そっくりの顔をしていたのが記憶に残る。色は黒かった。

ガイドが云うには、カンボジアの男は、美人で色が黒い女より、普通の顔で色が白い女を選ぶという。ブラック・イズ・ビューティフルではない。


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カンボジア プノンペン トゥールスレン博物館 [旅行]

カンボジアを旅行したのは去年の12月で、もう3ヶ月前のことだ。

トゥールスレン博物館のことを書こうと思っていたが、気が重くなってやめていた。3月もたつと、記憶も薄れたので、どうにか書けそうだ。

トゥールスレン博物館は負の遺産である。ポルポト時代の刑務所跡だ。「キリング・フィールド」の世界を知っている人は、ここがどういうところか、すぐ分かる。

普通の博物館だと思って行ったが、ポルポト時代の刑務所とガイドに説明され、いっぺんに気が重くなった。入りたくなかった。

中には入ったが、庭ばかり見ていた。

博物館前。普通の民家・商店街だが、ポルポト時代のプノンペンの人口は5千人ぐらいだったらしい。だから、周辺に住む人はいかなった。

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ポルポト以前は学校だった。

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入口。

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昔の校庭。こういう所で拷問・虐殺が行われていたとは信じがたい。約2万人が収容され、生き残ったのは8人という。

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最初に見たのが拷問用のベッドが置かれた部屋で、最後に見たのは頭蓋骨の陳列棚である。途中は、虐殺された人の写真が貼ってあった。

カンボジア旅行をする人は、プノンペンの観光箇所をよく知ったうえで申し込むべきだ。気の弱い人はトゥールスレン博物館には寄らないコースを選ぶべきである。



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東南アジア観光地値上げラッシュ [旅行]

2月5日の日経新聞夕刊によると、東南アジア観光地は値上げラッシュだそうである。

カンボジア旅行のことを思い出した。カンボジア旅行のことをアップしようと思ったが途中で挫折している。ポルポト時代の刑務所見学を思い出したからである。負の遺産は思い出したくないものである。

値上げの記事で(思い出した。昨年の12月にアンコール遺跡群を観光したが、これは値上げ後の入場料だったということになる。旅行代金に含まれていたので気にならなかったが。

アンコール遺跡群の入場チケットは写真を撮られパスポート風である。本人確認をする。

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アンコールワットなどの施設で確認されるのではなく、道路で点検を受ける。バスの中に監視員が入ってきて確認する。

私たちのツアーは3日間有効なチケットを購入した。1日ごとにパンチで穴を開ける。この入場券を見ると、最大で10日間有効になっている。(2018年12月15日~24日)

カンボジアは暑いので毎日観光するわけにはいかない。このチケットの場合、10日間のうち3日、観光できる。

1日チケットが37ドル。3日チケットが62ドル。7日チケットもあったが、価格は忘れた。

平均して50ドルぐらいと仮定しよう。年間の入場者数は300万人である。チケット収入は1億5千万ドル。日本円では165億円。

問題は、このチケット収入の行方である。
カンボジアの国庫に収まると思いがちだが、そうではない。

カンボジアの国庫に収納されるのは、このうち30%である。

残りはどこへ行くか?

ベトナムである。

つまり、アンコール遺跡群のチケット代金の7割はベトナムへ、残り3割がカンボジアに入る。

これではどこの国の観光遺跡か分からない。現に、ベトナム人はアンコール遺跡群はベトナムのものという認識であるらしい。


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プノンペン 国立博物館 [旅行]

カンボジア観光。王宮から国立博物館へ。

発掘された仏像などが展示されている。

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カンボジア旅行をしたが、カンボジアのことは何も知らなかった。シアヌーク殿下のことぐらいしか知らなかった。

アンコール・ワットが観光の目玉だが、その後のカンボジアのことは何も知らなかった。

博物館でヒンズー教の神像を見たときは驚いた。カンボジア=仏教国という先入観があったからだ。

クメール王朝は当初ヒンズー教を信仰していた。インド文明の影響下にあった。もっともよくよく考えれば、仏教もインド文明の産物であるからおかしくない。

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プノンペン 王宮 [旅行]

プノンペンの王宮を見学する。観光用というばかりではなく、現国王が居住している宮殿でもある。

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美しい王宮である。華やかさがある。

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ここが現国王が居住しているところである。右に青い旗が見えるが、国王が現在王宮にいることを示している。

しかし、驚いたことに衛兵の姿がない。全くの無防備状態である。

現在の国王は、ノロドム・シハモニであるが、国民に人気がない。街の至る所に肖像写真が貼ってある。どういうわけか、独身で、世継ぎがいない。

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暑くて、ここでバテた。

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プノンペン 電線 [旅行]

プノンペンの電線。日本の電線もひどいもので、風景を損ねているが、こちらの方がひどい。

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プノンペン [旅行]

成田空港からプノンペン国際空港へ直行便で飛ぶ。

プノンペンの印象はよくない。雑然としすぎている。

空港からホテルに行くまでに渋滞に巻き込まれたが、渋滞はともかくも、オートバイの無法ぶりに驚く。車と車の間にオートバイが潜り込んでくる。歩道を走るオートバイも多数で、交通ルールはどうなっているのかと思う。

オートバイは無免許で使用できる。日本の自転車と変らない。

ホテルから見たプノンペンの光景。

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治安はよくないので外出は控えるようにガイドに言われた。

ミネラルウォーターを買いにホテルの目の前のコンビニに出かけただけである。

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知人でカンボジアで食あたりした人がいる。ミネラルウォーターしか飲まなかった。水洗いした生野菜も避け、カットフルーツも避けた。


使用通貨はドルとカンボジアの現地通貨のレアルである。ドルを持っていけば十分である。交換レートは1ドル=4000レアルと固定されている。

2ドル50セントのドリンクをのめば、3ドル支払い、釣り銭は2000レアル(=50セント)である。最初の内はこれが全然分からなかった。出された釣り銭を財布に収めただけ。釣り銭を確認できるようになるまで3日ぐらいかかった。


タグ:プノンペン
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カンボジア [雑感]

カンボジア旅行の場合、服をどうするのかが問題だ。12月、1月、2月は乾期だから旅行にもってこいだが、日本は冬で、常夏の国カンボジアの気温は30度以上である。

着替えはどこでどうする? 着替えは手提げ袋に入れて機内に持ち込んだ。

冬服のままカンボジア・プノンペン空港におりた。コート類はその場で脱いだが、ヒートテックの下着はそのままにせざるをえなかった。ホテル直行だから問題はなかった。ホテルですぐに夏用の下着に着替えた。

プノンペンには全日空の直行便が運行されるようになった。アンコールワットがあるのはシェリムアップなので、シェリムアップへの直行便の方が望ましい。交渉は進んでいるというが、ベトナムが難癖をつけているという話である。

ベトナム経由でシェリムアップへ行く観光ルートがある。そちらの観光客が減るのをベトナムは恐れている。

カンボジアとベトナムの関係は複雑である。隣国同士は仲が悪い。全世界の共通項だろう。

しかし、今、カンボジアに投資しているのは、中国資本とベトナム資本である。


帰りは、深夜便だった。日本時間でいえば、夜中の1時に出発した。成田上空には6時前についたが、成田空港の利用開始は朝6時からで、上空で時間調整した。


ちなみに、この時のフライトはガラガラだった。一人で3座席だった。座席間のアームを上げると、ベッドのように横になって眠れる。皆、そうしていた。

機内食は2回。上空で飛行状態が安定すると機内食が出てくるが、深夜である。手提げ袋に入ったパンと水が配られたが、食べる人はいなかったと思う。手提げ袋に入っているということは持って帰ることを前提にしているのだろう。

朝食は、着陸2時間前に出ることになっているようだ。明け方の4時に配膳された。これは他の人も食べていたね。

衣類は、プノンペン空港でコート類を着込んだ。下着は夏のものをそのまま着ていたが、成田空港が寒く、トイレでヒートテックに着替えた。


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カンボジア大使館 [雑感]

カンボジア大使館へ行く。

青山一丁目、新坂を下りたところにある。

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なぜカンボジア大使館に行ったかというと、ビザのためである。今ではビザが必要な国は少なくなったが、カンボジア入国にはビザが必要だ。

原則、午前中に申請書とパスポートを提出し、翌日の午後に受領することになっている。

旅行会社からの案内にもそう記載されていたし、カンボジア大使館のホームページにも同じように記されていた。

しかし、緊急の場合は、その場でビザを発行して貰える。すぐパスポートを返して貰っていた人を見た。

追加料金は1000円である。再度カンボジア大使館へ行く交通費と時間を考えると、その場で発行して貰った方が得である。

旅行会社のように大量にビザを発行して貰う場合は即日とはいかないだろうが、個人の場合は問題ない。

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