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小杉神社 [雑感]

等々力緑地に近くに鎮座する小杉神社を参拝。無人の神社である。

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神社から等々力緑地へ移動する。

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等々力競技場には驚いた。昔は小さなスタンドのある陸上競技場だったからだ。こういう変化を見ると、歳月の移り変わりを実感する。

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戦後間もない頃は、このあたりは浄水場で建物はなかった。今でも冷え冷えとした景色を覚えている。それがこのように変化した。ならば、100年後、200年後はどうなっているかと問いたくなる。関東平野は海の底に沈んでいるかもしれないし…。


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五島美術館 [雑感]

五島美術館へ西行展を見に出かける。

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西行には関心があるが、古文書の展示を見ても、何の感興も起きなかった。これには、我ながら、落胆した。自分の持っている知識とはかけ離れた世界だ。熱心に見ている入場者が多かったが、育ちが違うのだろう。

自分はこういう世界とは無縁であることが分かっただけ。日本の古典については、ほぼ無縁である。歌舞伎も能も無縁である。

展示はそこそこに庭園に出る。

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まず階段を下りる。全体、この五島美術館の庭園は、アップダウンが激しい。歩いている最中には気がつかなかったが、ここは立川から上野毛まで続く国分寺崖線にある。崖線を下におりたのだ。古多摩川が丘陵を削り取って出来たのが国分寺崖線である。

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階段の途中に大日如来像があった。五島美術館は東急の実質的な創始者・五島慶太が収集した美術品を収めている。

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下におりると、春日荘門がある。

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佛域で、石仏・灯籠が並んでいる。昔は、金があると、こういうものを買い求めたのだ。時代が変った。今の資産家がこういうものを買い集めるだろうか。基礎となる教養が異なっている。

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階段を上がる。

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赤門に至る。

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赤門を通ると、瓢箪池がある。

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なお上がる。

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樹木の合間から二子玉川の高層ビルが見えた。

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茶室がある。

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天佑庵門を出ると、美術館前である。これで一巡した。

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多摩川台公園 [雑感]

11月6日。砧公園の帰りに多摩川台公園に立ち寄る。

多摩川台公園には子供時代の思い出が詰まっている。多摩川台公園の対岸の新丸子で幼少年時代を過ごしたからである。高校入学と同時に新丸子から引っ越し、しかもその土地で半世紀を生活したが、全然、懐かしさを感じない。思い出の懐かしさは新丸子に限られる。幼少年時代の記憶の方が濃厚であるようだ。

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対岸の新丸子側を見る。自分が遊び回ったときとは違う。原っぱで雑草が生い茂っていた。学校から帰宅すると、ここでバッタやトンボを捕って遊んだものである。

今ではまったく面影がないが、ここにサーキット場があった。日本初のカーレースが行われた場所だ。戦後にはオートバイ・レースが行われたこともある。

多摩川の流れも変った。段々と、東京都(多摩川台公園)側に向きを変えているように思う。もし土手がなければ多摩川台公園にぶつかっていただろう。多摩川は暴れ川である。

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武蔵小杉の高層ビル群が見える。子供時代にはまったくなかったものだ。武蔵小杉駅周辺は工場地帯だった。労働者が働く場所だった。それだけに風紀は悪かった。武蔵小杉駅方向には子供は行っては行けないと、親に注意されたものだ。

工場が海外に移転し、その空き地に高層ビルが建ったのだ。

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多摩川台公園には古墳がある。亀甲山古墳である。被葬者は分かっていない。自分が子供の時代には多摩川台公園とは呼ばず、単に亀甲山(かめのこやま)と呼んでいた。

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砧公園 [雑感]

11月6日。日曜日。

砧公園を歩く。秋色が濃くなっていた。

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家族連れが多かった。ノンビリした光景で、穏やかである。しかし、単身生活者には眩しいところがある。子供たちが走りまわっている姿を見ると、自分が疎外されているような居心地の悪さを感じる。

自分は家族を持たなかった。何か、やり残したことがあるような気がする。自分の人生に欠損部分があるような気がする。

仕事人間だったが、おおかたは無益で、しかも残るものはなかった。会社勤めの仕事は、退職すると何も残らない。今になって気付く。気付くのが遅すぎた。もっとも池波正太郎が同じことを云っているのには驚いた。あれだけ、充実した作品群を残したのに、虚しさを感じていたらしいから。誰にもある老年特有の現象か。

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樹木の色づきを見ると、来年も見ることができるだろうかと思う。残りの人生は、貴重な日々だが、ボロボロと毎日が指から落ちていく気がする。脳の老化とはこういうものか。充実感というものが感じられなくなる。

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目黒天空庭園 [雑感]

10月30日。

池尻大橋、大橋ジャンクションの上に、目黒天空庭園がある。都会の喧噪を逃れるにはもってこいの場所だ。

齢を重ねると、都会の風景も変って見えてくるものだ。灰色の無機的な光景に見える。ネオンで厚化粧しても、地肌はシミだらけで汚れている。これが大都会だ。

目黒天空庭園に上がるには、郵便局横のエレベーターで5階まで上がるのが便利だ。ただ、このエレベーターは、奥まったところにあり、見逃しやすい。

秋色は始まったばかりか。

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一応、畑もある。

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なお、上に向う。

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色付いた樹木に目が行くのは仕方ない。しかし、紅葉シーズンはまだである。いつも、紅葉を見に行こうと思いつくが、実際はそんなに出かけない。歩く体力がなくなったからだ。コロナでやはり、体力が衰えた。今年は、何回、外出できるだろうかと考えてしまう。

今でもコロナの死者は多いが、コロナで死んだと云うより、体力・気力を喪失して、老衰で死んだと云う方が正しいと思う。結局、政府の対策は、コロナ衰弱死を増加させるだけだ。高齢者を早死にさせようと企んでいるのではないかと疑ってしまう。

自分も忍耐力がなくなったから、早いところ、始末を付けてくれと思う時が増えた。

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正面の高層ビルは、クロスエアタワーである。

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花に目が行く。人よりも、花が好ましい。人間嫌いになったようである。

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天空庭園の最上部へ。

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目の前がクロスエアタワーとの連絡口だ。タワーの中には、大橋図書館がある。こちらから天空庭園に出入りすることもできるわけだ。

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豪徳寺 [雑感]

豪徳寺は、井伊直弼の墓があることで知られている。世田谷線の宮の下駅近くにある。コロナ感染者急拡大中だが、世田谷線は混んでいた。田園都市線も東横線も同じ混みようで、これをみれば、人々はコロナを恐れていないように思える。メディアは恐怖を煽っているが。

世田谷線の宮の下駅でおりるが、宮の下の「宮」は駅前に鎮座する世田谷八幡宮をいうのであり、豪徳寺ではない。

豪徳寺の参道入口。松並木が美しい。

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参道の先に山門がある。

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曹洞宗の寺院で、お堂の並び方は、禅宗様式で、仏殿とそのは以後に本堂がある。禅宗の寺院は清浄感があって、心が慰められる。今のビルには美しさも何も感じない。ただ重苦しいだけだ。時代に適応できなくなった。また、適応する必要も感じない。

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三重塔がある。

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本堂。白い耐火建築物で、何か、そぐわない気がする。

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豪徳寺には井伊直弼の墓があるが、墓参するのは気が重い。自分が墓に入るのも間近と思うと、墓は見たくない。年齢相応の反応だろう。

豪徳寺に井伊直弼の墓があるが、豪徳寺から歩いて15分ほどの所に松陰神社があり、吉田松陰の墓がある。吉田松陰を死刑に処したのは井伊直弼であるから、この二人の墓が近接したところにあるのは解せない。





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川口駅 [雑感]

思い立って、川口駅へ行く。

川口というと、「キューポラのある町」というイメージが抜けきらない。吉永小百合の映画は、今でも青春の思い出である。

当時は、駅前に鋳物工場があった。今は昔の話である。工場がなくなり、跡地にマンションが建つ。このマンションの住人はどういう仕事をしているのかと、疑問に思ったことがある。サービス系の仕事なのだろう。

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駅から川口神社へと歩く。神社は変らないから、落ち着く。

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稚内への旅 新函館北斗駅 [旅行]

札幌駅から北斗12号で新函館北斗駅に向う。前にも書いたが、大迂回路線で、4時間ほどかかる。

利用する路線は、千歳線、室蘭本線、函館本線である。本来の函館本線は、長万部駅から北上し、ニセコ、小樽を通過するが、本数は少ない。特急も通らない。

帰宅後、この函館本線の長万部駅~小樽駅間が廃線になるという記事を読んだ。地元自治体の了承を得ているという。

廃線になると、函館本線は奇妙なことになる。函館駅~長万部駅と小樽駅~旭川駅と分離してしまう。路線名を変更しないとおかしなことになると思うが、どうなるだろう。

札幌駅を発車し、北広島駅を通過する。その前に、日本ハムファイターズの建設中のドーム球場を見る。北広島駅からは離れた場所にある。ドーム前に新しい駅をつくるという話だ。

ドーム球場と言うから、ドーム型になるとばかり早合点していたが、違ったね。写真のようなものだ。

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新函館北斗駅の直前で、大沼前を通過する。何度も来たことがあるので、懐かしい。

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新函館北斗駅。歩きまわる。北海道新幹線で、また4時間座り続けるからだ。

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北海道新幹線に乗換えて、東京まで4時間。昔なら退屈しただろうが、なんとなく時間が過ぎてしまう。老人の特権である。退屈しない。

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稚内への旅 美唄駅 [日記]

旭川駅から、大雨で一時運休になっていた札幌行きの特急に乗り、美唄駅で下りる。昔は、美唄炭鉱があって、賑わった街だ。

美唄駅の赤い薔薇が印象に残る。

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駅舎は立派だ。

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駅前。

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美唄駅から空知神社へと歩く。

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空知神社を参拝する。「空知」というと、空知川を思い起こす。空知川は富良野を流れている。場所がかけ離れているように思ったが、地図で見ると、案外近い。

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空知神社から美唄駅に戻る。

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美唄駅。

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駅から美唄市街を見る。ベンチで休憩。

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特急で札幌に戻る。疲労が増して、ベッドで1時間半ほど横になる。旅行はせいぜい2泊3日が限度だと思った。

翌日もチェックアウト時間までギリギリホテルのベッドで休み、その後、札幌駅へ行く。駅ナカのカフェで休み、12時9分の北斗12号に乗車し新函館北斗駅に向う。







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稚内への旅 旭川駅 [旅行]

美瑛駅から旭川駅へ戻る。札幌行きの案内モニターを見ると、直近の電車がない。駅員に聴くと、大雨で運休になっているという。14時発の特急は運行されるという。結局、旭川駅で2時間半ほど待つ。

旭川駅。デザイン賞を受賞できそうだ。

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イオンの本屋でエマニュエル・トッドの「第三次世界大戦はもう始まっている」を買い、フードコートで読む。トッドはウクライナに批判的な立場である。なかなか、こういう本は受け入れられない。

ウクライナがNATOに加盟すると言わなければ、今回のロシアのウクライナ侵攻はなかった、という。これは正しいが…。

ザッと読み終わり、駅の外に出る。

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駅前を流れる石狩川。泥流だったが、氾濫するほどではなかった。

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大雨で札幌行きの特急が運休になったが、旭川駅の手前で神居山の麓を通過する。トンネルも長い。大雨の影響を受けやすいところだ。ほかは平坦で、格別問題になるところはない。







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