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レナウン倒産 [雑感]

レナウン、とうとう倒産。

レナウンというと、すぐにシルヴィ・ヴァルタンを思い出した。

さっそく、YouTubeで「ワンサカ娘」をききました。すぐに聴けるとは、便利になったものです。

「ワンサカ娘」のCMが流行ったのが1965年。あれから55年もたちました。
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神奈川県の感染者数>東京都の感染者数 [雑感]

新型コロナウィルス、神奈川の感染者数の方が東京都の感染者数を上回る。神奈川県民にとっては面白くない数字だ。21日の自粛解除を期待していたが、ダメになりそう。

とはいっても、東京都と神奈川県は一蓮托生の関係である。千葉県、埼玉県も同じで、この1都3県は首都圏という大都市を形成している。だから、たとえ東京都がゼロになっても神奈川県で数十人の感染者が出たら、東京都も自粛解除はできない。

神奈川県と東京都をつなぐ路線は、東海道本線、横須賀線、京浜東北線、京急本線、東横線、目黒線、田園都市線、小田急本線、京王線である。

ウンザリするほどの通勤者がいるのだ。

今回のコロナ騒動で、黒岩神奈川県知事が注目を浴びた。神奈川県知事は存在感がない。神奈川県には政令指定都市が3つある。横浜市、川崎市、相模原市である。3つ合わせると600万弱の人口である。神奈川県の人口はおおよそ900万人だから、神奈川県知事を意識するのは300万人程度。

横浜の住民は、県知事のことはほとんど意識しない。だいたい神奈川県民という意識がない。地方で、どちらから来られましたか、と訊かれることがある。いつも「横浜から来ました」と返事する。他の人も同じらしい。横浜から来たとはいいますが、神奈川県から来たとはいいませんね、と云われ、ああ、そうだなと思ったものだ。

まぁ、いずれにしても、東京都の感染者数だけに注目するのは誤りだ。1都3県の感染者数が大切だ。

(追記)5月19日。

結局、自粛解除宣言は、1都3県で、総合的に判断するようだ。当然といえば当然だが、神奈川県が東京都の脚を引っ張っている。21日は無理ではないか。関西圏は解除されるだろう。

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日本風 曖昧コロナ対策 [雑感]

今回の中国発コロナウイルス対策で、日本が曖昧な対応をしたことは事実だ。

中国からの入国制限も遅すぎたし、外出制限も、強制力のあるものではなく、自粛だった。外国人からすると、成功するわけがないと見られていた。

ところが、結果オーライである。39の県で自粛解除である。死者もまだ700人強。どうしてこういう結果になったのか、日本人にも分からない。結局、インフルエンザ並でここまで来た。2018年のインフルエンザの死者は3800人強だった。今回の方が遙かに少ない。

我々から見ると、欧米の感染者数・死者数が異様に多いと思われる。感染者数は検査しなければ分からないのだからともかくも、死者数はハッキリしている。

アメリカの85000人は、お国柄からいって驚きはないが、フランス・イギリスの死者数にはビックリだ。堅実と思われたドイツでも死者7800人強なのは意外だ。

発生元のアジア地区で死者数が少なく、欧米で多いのは謎だ。モンゴロイド系には軽い免疫があるのかもしれないが、医学的には証明されないだろう。

今回のコロナウイルスによる被害は、直接的な死者ばかりではなく、関連死も考えなくてはいけない。通常なら診察・治療を受けられるはずの患者が、治療できずに死んでいる可能性がある。3月、4月、5月とトータルの死者数がどうなっているか、気になる。

また、自殺者も増えるだろう。現在の予想では失業者は300万人増加。失業率は5%上昇。失業率が1%上昇すると自殺者は1000人~2000人増える。相関関係がある。失業率が5%上昇すると、自殺者は5000人~1万人ほど増える勘定だ。

安倍首相の指導力には批判が多いが、日本は、こんなものでしょう(笑)。将軍は無能、兵士は優秀というのが日本である。

(追記)5/19

どの国も首相や大統領の支持はアップしている。ひどい状態になったイタリアでもそうだし、イギリスでもそうである。死者数を見れば、対策が効果を発揮したとは思えないのに支持率が高いのはおかしい気がするが、指導力があるように思わせる点が支持される理由であろう。

安倍首相は、腰が定まらない印象を与えた点がまずかった。安倍首相は独裁者ではない。色々な利権の調整がうまかったのだ。コロナ禍では各利権のバランスがとりにくく、腰が定まらなかったと思う。まぁ、ともかく、去年の秋頃から疲れが見えてきた。判断力も鈍ってきたのだろう。

スキャンダルはあるが、こういう状態の時に首相を入替えるわけにはいかない。コロナ禍が落ち着くまでは、安倍首相のままで行くしかない。
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映画「哀愁」 [映画]

懐かしのメロドラマである。メロドラマの古典である。1940年製作。監督はマーヴィン・ルロイ。主演は、ロバート・テイラーとヴィヴィアン・リー。1940年というと、第2次世界大戦は始まっていたが、アメリカはまだ参戦していなかった。

名門貴族の軍人と薄幸のバレリーナの恋を描く。

この映画でもっとも有名なシーンは、「蛍の光」にのって若い二人が踊り、一つ一つロウソクが消されていくところである。セリフなしで、ググッと情感が盛り上がる。

セリフなしになったのは、マーヴィン・ルロイの奥さんの助言による。監督やプロデューサーや脚本家が、ここで二人にどういうセリフを言わせようかと悩んでいたら、「言葉なんか要らないでしょ」と云ったとか。これで屈指の名場面ができあがった。

こういうメロドラマは、今では古いかな。…しかし、今回のコロナウィルス禍で人の心も感性も変っていくかもしれない。

メロドラマで何度も見たい映画もあるが、この「哀愁」に関しては、見たくない部類に入る。なんというのか、ヴィヴィアン・リーの演技が重すぎるからだ。このヒロインの年齢は18歳ぐらいだろう。純情可憐というイメージがふさわしいと思うが、ヴィヴィアン・リーの演技は成熟した女性を感じさせる。ふさわしくない。

モノクロの画面は素晴らしい。俳優の撮り方の気品といい、省略の仕方といい、奥ゆかしさがある。現代は「真実」の時代である。真実を追究することにより失われたものがある。

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カンボジア アンコール・トム遺跡 バイヨン [旅行]

アンコール・トム遺跡のバイヨンを見る。

アンコール・トムは、ジャヤヴァルマン7世が1181年に建設を開始した。中心となるのが王の権威の基となるバイヨン(寺院)である。ジャヤヴァルマン7世は、ヒンドゥー教ではなく、仏教に傾倒した。

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レリーフで当時の戦闘の様子が分かる。アンコール王朝は隣国チャンパ王国の襲来を受けて危機的状況に陥ったが、ジャヤヴァルマン7世により危機を脱した。

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仏の顔が彫られているが、すべて観音菩薩である。日本人の持つ観音菩薩のイメージと異なる。

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圧迫感があって、息苦しくなった。下におりたときはホッとした。

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