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持続せず [雑感]

高齢になると、何事も持続しない。すぐ気が変る。

昔、オーナー経営者に仕えていたとき、オーナーの考えが転々と変るのに呆れたことがある。

今の自分は、オーナーと同じになった。

生活に計画性がない。一日もその時、その時に思いつくままに行動する。

段々と部屋の中が散らばってくる。ゴミ屋敷か。我ながら、恐ろしくなる。
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2020年7月27日 マーケット [雑感]

先週、米国市場は下げたが、日本の市場は小幅安。

売りが溜まりすぎていて、売り方の買い戻しもあるような気がする。

少し下がれば日銀の買いが入る。下がりづらい。かといって、このコロナ感染者数の増加を見れば、買い上げづらい。22200円~22900円の間をレンジ相場。

先行した半導体・情報関連は一休みだろう。重厚長大産業はコロナ禍で上昇は期待できず。相場の流れは膠着状態。個別株が人気になるだろうが、どの株が上がるか分からない。

株式も債券もダメということになれば、資金は商品市場に行くだろう。ゴールド、シルバーが上がっている。ゴールドは史上最高値をつけた。2000ドルまで上がるだろうが、その先が分からない。

弾みがつけば、節目だった1350ドルの倍で、2700ドルに届きそうである。
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コロナ以後 [雑感]

現在進行中のコロナ禍が終わったら…。

社会がどう変るか、議論がかまびすしい。

①グローバル化の終わり。

②格差の拡大。

経済的には

③民間の過剰貯蓄。将来不安に備えて金を貯める。

④政府と中央銀行の協力が密接になる。今の日本を見ても分かることだ。

⑤低金利が続く。高金利にしたら、財政が破綻してしまう。どの国でも同じだ。
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映画「女相続人」 [映画]

10年ぐらい前まで、映画らしい映画というと、ウィリアム・ワイラーの作品を思い浮かべたものだ。チャカチャカしたCG映画は馴染めない。骨太演出のワイラー作品が一番だ。

ワイラーの作品では、俳優の演技の素晴らしさも堪能できる。表情とか仕草が誤解のないように演出されていた。画面の構図も明瞭である。

ワイラーの場合、左右、前後の構図ばかりではなく、上下の構図も重要である。ワイラーぐらい、階段をうまみに使う監督はいない。アメリカの家屋の場合、玄関から入ると、吹き抜けの広間になり、そこに階段がある。玄関から入ってきた人間を階段の上から迎えるという構図をとりやすい。

この映画では、上下の構図は余り使用されていないが、ラストは、ランプを持って階段を上がってくる女主人公のオリヴィア・デ・ハヴィランドを映す。

登場人物の関係と心理を構図で誤りなく描き出すのがウィリアム・ワイラーである。従って、観客に誤解のないように理解させるためには、各シークエンスのテンポは通常よりも遅くなる。この映画は2時間かかるが、他の監督ならば、15分ほど短くなっていただろう。

オリヴィア・デ・ハヴィランドは資産家の娘。しかし、父親に愛されていない。いわば抑圧された状態である。父が娘を憎むのは、最愛の妻が娘を産んで死んでしまったからである。愛する妻を失った原因となった娘を憎んでいる。娘は内向的にならざるをえない。

オリヴィア・デ・ハヴィランドはお姫様スターだったが、メイクを変えて魅力のない顔に化けている。話し方もおどおどして落ち着かない。こういう娘だから、男が近寄らない。

そういう娘に言い寄るのがモンゴメリー・クリフトである。ただ、観客には、この男が財産目当てなのか、本当に愛しているのかが、分からない。演じるのがモンゴメリー・クリフトだから、誠実そうに見えてしまう。

結局、駆け落ちしようということになるが、しかし、そうなると、相続権を失うことを知り、モンゴメリー・クリフトは迎えに来ない。

このことにより、娘は現実に目覚め、抑圧から解放される。喋る口調も変る。「自立」の第1歩を踏み出すのだ。父親に「お父さんは私を憎んでいる」と言い放ち、病んでいる父親を動揺させる。臨終にも立ち会わない。

全財産を相続した娘に、モンゴメリー・クリフトは再び言い寄るのだが、約束した時間に、娘は玄関の扉に錠をかけて入らせない。玄関の天窓越しにランプの光を遠ざかるのを見て、男は棄てられたことを知るのだ。
タグ:女相続人
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1968年1月 [雑感]

昔の日記から。

1月5日。『午後1時起床。雑煮を食べ外出。桜木町から伊勢佐木町へ歩く。散策し、また桜木町に戻る。夜はテレビを見続ける。「ザ・モンキーズ」「ビクター歌うゴー・ゴー・ゴー」「今週のヒット速報」など。NHKで「水上の音楽」をきき、感激。』

(この頃は、昼と夜が逆さまの生活だった。そういう生活をしていたときがあった。もう忘れていたが。歌番組ばかりを見ていたが、どういう番組だったのだろう。誰が歌っていたのか。)

6日『昼過ぎ起床。外出し綱島まで歩く。あとは家でテレビを見た。「ビート・ポップス」など。「ゴメスの名はゴメス(結城昌治)読了。「蒼ざめた馬を見よ」「夏の恐れ」(五木寛之)読了。』

(「ビート・ポップス」は覚えている。大橋巨泉が司会者だった。小山ルミや杉本エマが踊っていた。)

7日。『昼過ぎに起床。遅く起きると、消極的になる。買い物に高島屋、東急百貨店に行ったが、結局、何も買わなかった。東急Dは高級ムードがいい。夜はTV。「赤い河」を見る。西部劇を見たという満足感がある。「赤い広場の女」「弔いのバラード」「天使の墓場」(五木寛之)「ある小倉日記伝」「菊枕」(松本清張)読。』

8日。『午後3時起床。新丸子まで外出したほかは家にいる。沈滞気味。夜TV。6時から0時15分まで。「火の記憶」「断碑」「笛壺」(松本清張)読。就寝朝6時。』

9日。『午後1時起床。横浜高島屋で丸首セーターを買う。2000円也。あとは家。TVを見る。「ザ・ヒットパレード」「歌のグランプリ」など。寒い一日だった。「赤いくじ」「父系の指」「石の骨」「青のある断崖」「喪失」「弱味」「箱根心中」(松本清張)読。』
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