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東南アジア観光地値上げラッシュ [旅行]

2月5日の日経新聞夕刊によると、東南アジア観光地は値上げラッシュだそうである。

カンボジア旅行のことを思い出した。カンボジア旅行のことをアップしようと思ったが途中で挫折している。ポルポト時代の刑務所見学を思い出したからである。負の遺産は思い出したくないものである。

値上げの記事で(思い出した。昨年の12月にアンコール遺跡群を観光したが、これは値上げ後の入場料だったということになる。旅行代金に含まれていたので気にならなかったが。

アンコール遺跡群の入場チケットは写真を撮られパスポート風である。本人確認をする。

IMG_4949.JPG


アンコールワットなどの施設で確認されるのではなく、道路で点検を受ける。バスの中に監視員が入ってきて確認する。

私たちのツアーは3日間有効なチケットを購入した。1日ごとにパンチで穴を開ける。この入場券を見ると、最大で10日間有効になっている。(2018年12月15日~24日)

カンボジアは暑いので毎日観光するわけにはいかない。このチケットの場合、10日間のうち3日、観光できる。

1日チケットが37ドル。3日チケットが62ドル。7日チケットもあったが、価格は忘れた。

平均して50ドルぐらいと仮定しよう。年間の入場者数は300万人である。チケット収入は1億5千万ドル。日本円では165億円。

問題は、このチケット収入の行方である。
カンボジアの国庫に収まると思いがちだが、そうではない。

カンボジアの国庫に収納されるのは、このうち30%である。

残りはどこへ行くか?

ベトナムである。

つまり、アンコール遺跡群のチケット代金の7割はベトナムへ、残り3割がカンボジアに入る。

これではどこの国の観光遺跡か分からない。現に、ベトナム人はアンコール遺跡群はベトナムのものという認識であるらしい。


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