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マリインスキー・バレエ「ドン・キホーテ」 [音楽]

2018/11/28 東京文化会館で。18時半~21時20分。

バレエを見るなら、ロマンティックなものは「白鳥の湖」、快活なものは「ドン・キホーテ」と決めている。

マリインスキー・バレエ団の「ドン・キホーテ」は役者の格が違うというのか、横綱級のバレエ公演だった。最後は場内興奮の渦だった。

動きが速くて、力強い。ダイナミックに見える。書道で言えば、トメとハネがぴたっと決まっている。なかなかこうはいかない。

これじゃ、他のバレエ団が可哀相だ。

キトリ:ヴィクトリア・テリョーシキナ
バジル:キミン・キム

他のダンサーも素晴らしかった。第2幕のキューピッド役で永久メイが踊っていた。キューピッドにピッタリの体型だったね。

キミン・キムの跳躍には驚かされた。第3幕は派手に飛び回っていた。

指揮:アレクセイ・レプニコフ
管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団

前日に新国立劇場で東フィルの演奏(伴奏?)を聴いている。どう違うのかと聞き比べたが、東フィルは音が揃いすぎて痩せている。日本のオケの欠点なのだろうが、これは国民性もあるから克服するのは難しい。


今年一番の公演は、コレということにしよう。
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新国立劇場 オペラ「カルメン」 [音楽]

ブルガリア歌劇場の「カルメン」が納得のいかない出来映えだったので、新国立劇場の「カルメン」のチケットを購入した。

2018/11/27 14時~17時半の公演を観る。

カルメン:ジンジャー・コスタ=ジャクソン
ドン・ホセ:オレグ・ドルコフ
エスカミーリョ:ティモシー・レナー
ミカエラ:砂川涼子

指揮:ジャン=リュック・タンゴー
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

演出:鵜山 仁

全体的な印象は、可もなし不可もなし。カルメン役のジンジャー・コスタ=ジャクソンの声は野太い声で、最初に聞いたときは奇妙な感じがした。

鵜山仁の演出も緒方規矩子の衣装も地味だった。

東フィルは、(いつものように)そつなく演奏していた。ジャン=リュック・タンゴーの指揮は軽くはやめ。

舞台から熱気が伝わってこなかった。

タグ:カルメン
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