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山陽新幹線 相生駅 [旅行]

山陽新幹線の相生駅で下りる。そもそも相生駅があることを今回初めて知った。目的地は赤穂だった。赤穂線は相生駅・岡山駅間を走る。

相生駅でおりて赤穂線で赤穂駅まで行く計画を立てた。まったくの個人的な旅行だった。旅行会社のツアーも考えたが、他の人と一緒に旅行するのが煩わしくなったからである。それに旅行会社のツアーで行けないような場所へ行きたくなったからでもある。

旅行会社のツアーは楽だが、印象に残らない。これは厳然たる事実である。記憶に残したければ、あれこれ迷いながら、個人的に行くしかない。

相生駅は…新幹線が止まるだけ、という駅である。姫路駅と岡山駅の中間にあるが、のぞみ号を通過させるためにひかり号・こだま号が待避する駅である。

ホーム。

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ホームから下を見る。東横インの建物だけが目立つ。

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駅前には、東横インの他に相生ホテルがあった。連泊歓迎で、1泊3000円、30日で9万円というのは安い。

駅構内。相生ペーロン祭りの舟が置かれていた。構内には売店がない。

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駅の外に出る。北側は道路である。

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赤穂線に乗るまで時間があったので南口を歩く。

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お店はない。帰り、新幹線を待つ時間をどこで過ごすか、考えてしまう。

駅前にスーパーが一軒。

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あとは普通の住宅街である。

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JR在来線のホームで待つ。左側が姫路行き、右側の黄色い車体が岡山行き。岡山行きだが、これは山陽本線で赤穂は通らない。左の姫路行きが出発したあと赤穂行きの電車が入構する。

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(追記)

赤穂線は相生駅~岡山駅間を言うが、実際の運行を見ると、姫路駅~(播州)赤穂駅と赤穂駅~岡山駅に二分されている。赤穂へ行くなら、姫路駅で降りればよかったのである。
タグ:相生駅
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新宿文化センター オペラ「夕鶴」 [音楽]

2018年2月18日。新宿文化センターで團伊玖磨のオペラ「夕鶴」を見る。日本の代表的オペラということで一度見ておこうと思ったのである。

日本オペラ協会の公演である。実質的には、藤原歌劇団と同じ。

台本は木下順二。台本というより、木下順二の戯曲そのものを一言一句も変更せずにオペラ化した。我々の世代は「夕鶴」というと、山本安英を思い起こしてしまう。

オペラ用の台本ではないわけで、台詞と音楽がマッチしていないところがある。聴き苦しいところが出るのは仕方がない。字幕付きの上演だったが、妥当な処置である。

(つう)伊藤 晴
(与ひょう)中鉢 聡
(運ず)清水 良一
(惣ど)豊島 雄一

指揮:園田隆一郎
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

演奏水準は高かった(と思う)。初めて見たオペラなので比較できない。

客席は1階は8割程度の入り。2階は見えなかったので分からない。ホワイエの様子を見ると、関係者が多かったようで、私のような一般客がどれだけいたのか疑問が残る。

この東京公演のあと、新潟県の湯沢、山形県の南陽市で公演し、その後に神戸で2回公演する。


このオペラを見ると、物語の骨格はそんなに種類が多いわけではないと思う。22日にオペラ「ローエングリン」を見るので、DVDで予習したが、その直後にこの「夕鶴」をみた。話の筋としては似通っている。

別の世界からやってきた者が主人公を助け、タブーが破られたがためにまた別世界へと去って行く。これは共通する。

年齢を重ねると、人は同じようなことを繰り返していると思うようになる。(だから、飽きてくる。)

”つう”が機を織るところを見るなというと、見たくなる。”見てはならぬ”というタブーは、これもまたよくある話で、イザナギ、イザナミの神話と同じだ。去年見た「オルフェウスとエウリディーチェ」も同じである。

(追記)

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新宿文化センターは東新宿にある。東新宿には行ったことがないと気がついた。花園神社の先だが、行くとしても花園神社をお詣りするだけ。

新宿文化センターの内部は古くて座席のカバーなど褪せている。古くささでは去年までの神奈川県民ホールと同じだが、神奈川県民ホールは目下改修中で新しくなる。新宿文化センターはどうなるのか。耐震基準を満たしているかどうかも怪しい。小池百合子に期待しよう?





タグ:夕鶴

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みなとみらいホール 神奈川フィル定期演奏会 [音楽]

2018年2月17日14時から、みなとみらいホールで神奈川フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会が開かれた。

指揮は、小泉和裕。ピアノは小山実稚恵。

①ウェーバー「オベロン」序曲
②グリーグ ピアノ協奏曲
③ブラームス 交響曲第1番

ポピュラー名曲だけで構成されているので、これは助かる。メシアンとかマーラーはやはりシンドイ。

指揮者とピアニストは一流だったので安心して聴いた。

神奈川フィルの音は、尖って聞こえる。部分的には耳障りだ。

小山実稚恵は温和な顔だが、ピアノを弾き出すと別人の顔になる。変化に驚いた。冒頭から気合いが入っていた。

6回ステージに呼び出されたけど、アンコールは弾かなかった。どうしたんだろ?

ブラームスは、冒頭のティンパニの激しい撃ち込みに驚かされた。頭を突き抜けるような響きだった。トスカニーニのレコードを思い出した。

もっともあとは正統的な演奏だった。小泉和裕が表現したいことに神奈川フィルがきちんとフォローできていたのかどうかは疑問が残る。



タグ:小泉和裕

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パーヴォ・ヤルヴィ=N響 マーラー交響曲第7番 [音楽]

2月11日。NHKホールで、ヤルヴィ=N響の演奏会を聴く。

プログラムは、マーラーの交響曲第7番のみ。

”予習”のため、ショルティ=シカゴ響のCDを聴いたが、精神分裂的要素?たっぷりでどこがいいのか理解できない。念のためバーンスタイン=VPOのDVDも見た(聞いた)。バーンスタインは気持ちよさそうに振っているが、全然共感できない。

聴きに行きたくないところだが、マーラーの交響曲全曲を聴くという願を立てている。残りは、この第7番だけである。

バカでかいNHKホールに座ると体調が悪くなった。気分はすぐ体調に出る。

月報を読むと、ヤルヴィが「当初第7番をわかりにくいと感じていました」と云っているのを読み、やや慰められた。指揮者だってわからないのだ。

「(第7番の)音楽に整合性を求めるのをやめ、音楽そのものに耳を傾ける」のがいい。

電車で窓外の風景に移り変わりを見るように、音楽の移り変わりを聴く。これで聴き方が決まった。

おかげで長さを感じることもなく、”無事に”聴きおえた。体調も良くなった。

これでマーラーの交響曲第1番~第9番+「大地の歌」と全曲制覇で結願した。1年間で聴きおえたのだから、東京の音楽事情は優秀である。

演奏の可否については何も云えない。N饗は優秀だ。

コントラバスを左側に配置していた。左前方の座席だったので、コントラバスの太ったお姐さんが真正面に見えた。この人がいないと、N饗は”重み”がなくなる。

月報を眺めると、12月定期公演が調整中ということで空白になっている。普通なら、シャルル・デュトワの指揮だが、例のセクハラ問題の余波である。

4月はブロムシュテットの指揮だが、ピアノがマリア・ジョアン・ピレシュである。ピレシュは引退声明を出していたように記憶するが、どうなっているのか? いずれにしても、これが最後か。

(追記)

マーラーの交響曲で積極的に聴きたくなるのは、第1番と第8番である。

第1番は、ケント・ギルバート=都響の演奏会があるので楽しみだ。(7月)

第8番は、規模が規模だけに今年は無理かと思っていたが、井上道義=読響で演奏される。(10月)

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新国立劇場 バレエ「ホフマン物語」 [音楽]

2月10日、14時より新国立劇場でバレエ「ホフマン物語」を見る。今月末にオペラ「ホフマン物語」の公演が始まる。

自分が持っているバレエ鑑賞入門には「ホフマン物語」の記載がない。DVDも発売されているのかどうか…。予習のため、オペラの「ホフマン物語」を見た。

結論をいうと、ドラマティック・バレエというより古典バレエである。面白くて美しい。やはり、バレエはこうでなくては…。

ホフマン:菅野英男
オリンピア:柴山沙帆
アントニア:小野絢子
ジュリエッタ:本島美和
リンドルフ:貝川鐵夫

指揮:ポール・マーフィー
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

振付・台本:ピーター・ダレル

自分の見たオペラ(コヴェントガーデンの録画)と順序が入れ替わっていた。第1幕のオリンピア(自動機械人形)は変らなかったが、第2幕はアントニア(音楽教師の娘)、第3幕がジュリエッタ(娼婦)と入れ替わっていた。”ホフマンの舟歌”はジュリエッタの時に使われるのだから、この方がすわりがいい。

難点は、終わりが盛り上がらない。尻切れトンボのような終わり方だ。

第1幕の自動機械人形に恋するという話は「コッペリア」と同じだ。ダンサーは人形のような動きをしなくてはいけないから大変だと思うよ。

第2幕は、話とは関係ない踊りが多く、ディヴェルティスマン的雰囲気だ。リフト技が多くて、男性ダンサーは大変だ。パ・ド・ドゥもあった。華麗なパ・ド・ドゥがないとバレエは盛り上がらない。

第3幕は妖しげな雰囲気で、お子様向けじゃないね。

新国立劇場バレエ団の群舞は素晴らしい。

これなら、もう一度見てみたいが、明日の公演で終わりだ。3日連続公演で終わりとは珍しい。



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穴守稲荷神社 初午 [雑感]

2018年2月7日。穴守稲荷神社参拝。飛行安全の御守を求める。今年、飛行機に乗るかどうか分からないと思っていたが、飛行機を利用するツアーに申し込んだので、今年用の御守を買い求めに行ったのだ。

2月7日は初午で境内は賑わっていた。

拝殿。

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奥社は拝殿の右にある。赤い鳥居が連なっているのが稲荷神社らしい。

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奥社。

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ところで、奥社の後ろに人が立っている。築山があるのだ。ということで、今回は築山を上がった。よく富士講の神社に富士塚があるがそれと同じである。

稲荷社が並んでいるのが稲荷神社らしい。

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一番奥にあったのが御嶽神社である。ここは富士ではなく、御嶽である。

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境内に戻る。神楽殿。

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お店が並んでいた。初午に食べるのはいなり寿司でこれは積んであった。

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御朱印は本社と奥社の二つを求める。

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