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新国立劇場 バレエ「ホフマン物語」 [音楽]

2月10日、14時より新国立劇場でバレエ「ホフマン物語」を見る。今月末にオペラ「ホフマン物語」の公演が始まる。

自分が持っているバレエ鑑賞入門には「ホフマン物語」の記載がない。DVDも発売されているのかどうか…。予習のため、オペラの「ホフマン物語」を見た。

結論をいうと、ドラマティック・バレエというより古典バレエである。面白くて美しい。やはり、バレエはこうでなくては…。

ホフマン:菅野英男
オリンピア:柴山沙帆
アントニア:小野絢子
ジュリエッタ:本島美和
リンドルフ:貝川鐵夫

指揮:ポール・マーフィー
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

振付・台本:ピーター・ダレル

自分の見たオペラ(コヴェントガーデンの録画)と順序が入れ替わっていた。第1幕のオリンピア(自動機械人形)は変らなかったが、第2幕はアントニア(音楽教師の娘)、第3幕がジュリエッタ(娼婦)と入れ替わっていた。”ホフマンの舟歌”はジュリエッタの時に使われるのだから、この方がすわりがいい。

難点は、終わりが盛り上がらない。尻切れトンボのような終わり方だ。

第1幕の自動機械人形に恋するという話は「コッペリア」と同じだ。ダンサーは人形のような動きをしなくてはいけないから大変だと思うよ。

第2幕は、話とは関係ない踊りが多く、ディヴェルティスマン的雰囲気だ。リフト技が多くて、男性ダンサーは大変だ。パ・ド・ドゥもあった。華麗なパ・ド・ドゥがないとバレエは盛り上がらない。

第3幕は妖しげな雰囲気で、お子様向けじゃないね。

新国立劇場バレエ団の群舞は素晴らしい。

これなら、もう一度見てみたいが、明日の公演で終わりだ。3日連続公演で終わりとは珍しい。



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