SSブログ

坂越② [旅行]

坂越の街並みを通り過ぎ、海際まで歩く。

081坂越 (17).JPG


081坂越 (18).JPG


昔の写真とは違うようだ。高台に上って俯瞰する。

081坂越 (55).JPG


この地形であるので港には絶好である。左側は岬ではなく、生島という島である。生島には国の天然記念物に指定された原始林がある。

見晴台の風は冷たく、とても長居できなかった。海岸まで下りる。

081坂越 (52).JPG


見晴台と違って、ここは陽だまりというのかポカポカと暖かい。ベンチに座っていると、古老が散歩途中でとなりに座った。

目の前のこの広場はなんですか?と訊いた。

ここは埋め立てたんですという。赤穂御崎から相生に抜ける道路をつくるために埋め立てたという。

昔は、街並みの外れまで海だったらしい。道路になっているところも昔は海だった。

だいたい地元の人と話す機会があると,訊くことがある。

➀買い物はどこへ行くのか?

➁学校はどこへ行くのか?

③病院はどこへ行くのか?

坂越の場合、コンビニもない。買い物は赤穂のイオンへ。コミュニティバスを利用する。

学校は中学校まである。高校は相生の高校へ。(デキの悪いのは岡山の高校へ行くと云っていた。)

病院は赤穂の病院へ。

古老いわく、昔はね。店はなんでもあった。今の街並みのところは全部店だった。他のところへ行く必要はなかった。医者もいたんだよ。

それが店がなくなり、空き家も増えるばかりだ。店がなければ人も住みたくないだろう。

神社の前まで海だったから、子供の時は魚採りばかりしていたな。

海際にあったという大避神社へ行く。

081坂越 (27).JPG


家の前まで海だった。

大避神社拝殿は階段をあがったところにある。

081坂越 (39).JPG


古い神社で、奉納された額がかかっていた。文久二年(1862年)のものである。

081坂越 (40).JPG


みんな揃っていたから町の外に出る必要がなかった、という言葉を聞き、自分の子供時代を思い起こした。確かにそうで、歩いて10分ぐらいの範囲内に店は揃っていた。出かけるのは映画を見に行くときぐらいだったか。




タグ:坂越
nice!(0) 
共通テーマ:旅行

坂越(さこし) 昔の街並み [旅行]

播州赤穂駅から姫路駅行きの電車に乗ると、次の駅が坂越(さこし)駅である。

坂越駅から徒歩で20分ほどで坂越の町に入る。昔の街並みが懐かしい。

現在の赤穂城趾のあるあたりは平安時代は海だった。港として栄えたのはこの坂越である。坂越というが、坂は低く越えやすい。海から内陸部に入るにはここがもっとも容易なルートだった。

081坂越 (2).JPG


081坂越 (3).JPG


081坂越 (6).JPG


081坂越 (7).JPG


081坂越 (9).JPG


081坂越 (11).JPG


081坂越 (12).JPG


081坂越 (14).JPG


081坂越 (15).JPG


081坂越 (16).JPG



タグ:坂越
nice!(0) 
共通テーマ:旅行