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1月7日 新国立劇場「ニューイヤー・バレエ」 [音楽]

1月7日。新国立劇場で新国立劇場バレエ団の「ニューイヤー・バレエ」を見る。

①「パ・ド・カル」 本島美和 寺田亜沙子 細田千晶 木村優里
②「グラン・パ・クラシック」 小野絢子 福岡雄大
③「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 米沢唯 奥村康祐
④「シンフォニー・イン・C] 全員

指揮:ポール・マーフィー
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

3階席の1番奥で見た。どの席で見たかで、印象は異なる。3階の奥だと、舞台を俯瞰する席である。このことを前提にしておく。

➀➁③はガラ用で有名らしい。上から見ると、パ・ド・ドゥなど少人数の踊りは迫力がない。おとなしい踊りに見えた。力強さが伝わってこない。

④はビゼーの交響曲を振り付けたものだ。群舞(コール・ド・バレエ)が華やかで見栄えがする。新国立劇場バレエ団の強みは、コール・ド・バレエにあると思っている。めったに体験できない高揚感で終わった。

オケは音が痩せていた。もうちょっとなんとかならないか。

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1月6日 キエフ・バレエ「白鳥の湖」 [音楽]

1月6日16時より。東京文化会館で。この日は2回公演で、午前の部は11時半からだったらしい。私は前日に「ドン・キホーテ」を見ていたので、午前の部は控えた。

オデット/オディール アナスタシア・マトヴィエンコ
ジークフリー王子 レオニード・サラファーノフ

指揮:ミコラ・ジャジューラ
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

実は、踊りの上手下手がわからない。体勢が崩れるようなことがあれば、ヘタなんだろうなとは思うが、そういうことはほとんど起きない。

踊りはトメで決まるとするなら、うまくトメればいいが、そこはそれ、ごまかすのがうまければ
許容範囲だろう。パッと止まって、すぐ動き出す。帰宅してから、バレエのDVDを何枚か見たが、やはり、一流のダンサーでもトメは難しい。

この日のマトヴィエンコの踊りは表現力が素晴らしく、オデットとオディールの違いがよく分かった。キエフ・バレエのゲスト・ソリストだが、やはり、うまい人を選ぶ。

ミコラ・ジャジューラの指揮は流し気味で、最後はうまくまとめ上げる。省エネ奏法である。毎日演奏するとなると、こうでもしなければやっていけない。むこうのオペラハウスの日常的な演奏スタイルかと思う。



タグ:白鳥の湖

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1月5日 キエフ・バレエ「ドン・キホーテ」 [音楽]

2018年1月5日。14時から、東京文化会館で。

キトリ/ドルシネア姫 アナスタシア・マトヴィエンコ
バジル レオニード・サラファーノフ

指揮:ヴィクトル・オリニク
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

ぶっつけ本番で、初めて見た「ドン・キホーテ」である。明るく楽しいバレエである。ロシア人は南欧に憧れてることが分かる。

印象は

第1幕 赤
第2幕 青→赤
第3幕 赤

主役のキトリ/ドルネシア姫を踊ったアナスタシア・マトヴィエンコはキエフ出身で、現在はマリインスキー・バレエ団のソリスト。今回はゲストとして出演。

現役パリパリで、この人が一番うまかった。

またチャンスがあれば、見たいバレエである。



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