肥後細川庭園

甘泉園･水稲荷神社から神田川に出て、下流方向に歩くと、肥後細川庭園がある。以前は新江戸川公園と呼ばれていた。ツマラナイ名前なので、改修時に名称を公募し、肥後細川庭園となった。肥後細川家が寄贈した庭園であるから妥当な名称である。

以前の新江戸川公園の名称は、神田川の下流に江戸川公園があったからである。その時に思ったことは、なぜ”江戸川”なのか、ということである。

江戸川というと、東京都と千葉県の境界を流れる。葛飾柴又、矢切の渡しのある川である。なぜ東京の真ん中に江戸川があるのか？

昔は人の往来が少なく、川は流域によって異なった名称で呼ばれていた。神田川は、この早稲田あたりでは江戸川と呼ばれていた。地下鉄有楽町線に江戸川駅があるが、昔の名残だ。

紅葉はもう終わりかけていた。真っ赤に染まっていたら、さぞ見事だったことだろう。

池のまわりを歩いた。

奥の池の紅葉はまだ残っていた。池を見ると、紅葉が映っている。逆さ紅葉である。写真を撮ったが、水が濁っていたためか、満足のいく出来栄えにはならなかった。

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水稲荷神社

甘泉園の南側に水稲荷神社がある。甘泉園から通り抜ける道があった。

羊がつながれていた。放っておかれていたが、何か、可哀相な気がした。飼い主はどこにいるのか？

参道。

鳥居があったので入る。

社殿だが、稲荷神社らしくない。狐像があったぐらい。

「朱印は一切いたしません」という張り紙があった。昨今の御朱印ブームで御朱印を求める人が多いのだろう。社務所ではなく、宮司の自宅で対応していたらしいが、煩わしくて嫌気がさしたのだろう。他の神社で聞いた話だが、暴言を吐く者もいるらしい。ヒドい奴は殴りかかるらしいから、神社の人も恐々としている。監視カメラを置いてあるところもあるという。ヒドいことになったものだ。

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甘泉園

2021/12/09　前日の雨も上がり、早稲田にある甘泉園まで出かける。日本式庭園だが、知名度は今ひとつ。

期待した紅葉は、もう終わっていた。１週間ほど遅かったな。

こちらが正面の門。入園料なし。

回遊式池泉庭園である。一回りする。

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