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神奈川フィル 茅ヶ崎公演 [音楽]

2020年8月30日。神奈川フィルの茅ヶ崎公演を聴く。

神奈川フィルは、今年、創立50周年で、県内各地で巡回公演を行っている。

8月30日は、危険な暑さの日で、茅ヶ崎駅に降り立ったときは頭がクラクラした。

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公演は、茅ヶ崎文化会館で行われた。

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楽団員は通常の配置で演奏した。

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客席は1人で2座席だったが、結構混んでいたから、コロナのこの状況下では成功だったと思う。

指揮は、上野正博。

プログラムは、最初がロッシーニの「泥棒かささぎ」序曲。まぁ、快調な出来映え。次がメンデルスゾーンの「夏の夜の夢」より4曲、序曲、スケルツォ、夜想曲、結婚行進曲。季節ものの選曲だが、少々音がばらけていた。

最後は、ベートーヴェンの第7番で、どうなるかと心配したが、スイスイと演奏した。演奏し慣れているように思える出来映え。上野正博の指揮もまっとうだった。

このコロナ禍で神奈川フィルの行く末をおもう。何しろ、滑り込みでやっと公益法人になれたぐらいで、財務基盤は良好とは云えない。

と思っていたら、2022年から、沼尻竜典が音楽監督に就任するというニュースに接した。

今年の秋は、50周年記念でマーラーの「千人の交響曲」の演奏を予定していたが、現下の状況では無理である。マーラーの第5交響曲に切り替わった。「千人の交響曲」は来年以降にお預けである。




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