東京市場 大引けの大商い

東京市場、日経平均は４４０円安。別に驚かない。急騰してきたからだ。

昨日、東京マーケットワイドで解説していたが、月曜日、火曜日、金曜日は値上がりし、水曜日、木曜日は値下がりする傾向がある。

理由は、アメリカで、日本株ＥＴＦが人気で、資金が流入している。週末に個人投資家が買うのだそうで、週末に入った金で日本株を買うのが、週明けの月曜日、火曜日ということだと解説していた。

水曜日と云うことに加え、今日は５月の末日である。ファンドのリバランスがある。世界株指数のＭＳＣＩの銘柄入れ替えの日である。日本株は、採用が１銘柄、除外が１銘柄で、影響は少ないと思っていたが、やはり下げた。

ビックリしたのは売買代金で、６兆９５００億円である。大引け直前が３兆５０００億円ぐらいだったと記憶する。大引けで３兆５千億円ぐらいできた計算だ。３兆５千億円というと、商いが活発の時の一日の売買代金である。ほぼ同額が大引けでできてしまった。

歴史的瞬間だったかも知れない。ＴＶで解説者・司会が写真に撮っておこうかと云っていた。

生成ＡＩ

なにやら、生成ＡＩブームの様相である。

今年の初め頃か、フランズのニュースで、生成ＡＩで書いた論文の問題を取り上げていた。なんのことかと思ったものだ。

日本で大きな話題になったのは、ＣＨＡＴ・ＧＰＴの登場からだろう。こんなものがあるのか。便利だけど、恐い。

怠け者向きじゃないか。自分で考える必要がない。問いかければ、それなりの解答を出てくるのだ。

使いたい誘惑にかられるね。

というのも、老いて、自分の考えることに自信がなくなってきたからだ。自分で文章を書いていても、半分、うわの空の状態だ。日常的な行動も同様で、老いると、半分宙に浮いたような気持ちで動く。

生成ＡＩを使ったら、余計にダメになるかも知れないと踏ん張る気持ちもある。

楽したら、ダメになる。能力は衰える。脳も汗をかく必要があるのだ。

個人的にはそう思うが、世の中の流れは違うだろう。楽な方へ、楽な方へと流れる。バカな人間がおおくなるだろうが、流れは止められない。

その結果、どういう社会ができるかが気になる。

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