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白隠禅師誕生地 帯笑園 [旅行]

千本松原、駿河湾を歩いたあと、白隠禅師が住職をつとめた松蔭寺に向い、その後に近くにある白隠禅師誕生地を訪れる。

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白隠禅師の内観法には、若いときに興味を持ったことがあるが、続かなかったね。こういうことは導師がいないと挫折する。一人で行うのは無理である。

白隠禅師誕生地から東海道線・原駅に向う。途中、庭園らしいものを見つけた。帯笑園という。国登録記念物である。

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この地の有力者植松家の私園であり、戦国時代末期に造園されたらしい。

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幕末・明治維新の頃は、東海道随一の名園とされた。

狭い感じがするが、規模は半分ほどになってしまっているらしい。まだ冬の景色で寂しい気がした。

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沼津 千本松原 駿河湾 [旅行]

吉原駅から東海道本線で原駅へと移動する。千本松原を歩きたくなったからである。

松原は各地にあるが、観光目的だと面白くない。松の木しか見えないからである。清々しい気分になることは間違いないが、たまたま出かけて1時間ぐらい歩くぐらいでは効果は知れたものだ。

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千本松原には津波用の防潮堤がある。沼津市から富士市へと続く。上はサイクリングロードになっている。高さと頑丈さに驚くが、陸前高田の松原にも同じものがあった。東日本大震災では跡形もなく流されてしまった。この防潮堤が流されるなど想像も付かないが、津波の力は恐ろしい。

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海岸に下りる。目の前は駿河湾で、左側に伊豆半島、右側に御前崎が見える。海は広い、大きい。開放感がある。都会生活のせせこましさを忘れる。

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岳南電車(吉原駅~岳南江尾駅) [旅行]

電車岳南に乗車する。東海道本線の吉原駅から岳南江尾駅までを走るローカル線である。こういう路線はいつ廃線になるか分らないので、今の内に乗っておこうと考えた。

JRの吉原駅を出て、岳南電車の吉原駅へ向う。外から見ると、オンボロな建物のように見える。

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駅の入口。

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駅舎内。

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ホームに出る。2両編成で30分おきに運行する。駅員のいる駅は吉原駅だけである。ワンマン電車で、整理券がない。どこから乗車したかは自主申告である。ノンビリしたものだ。

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富士山が目の前だ。

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電車内。もちろん、採算がとれるわけではなく、赤字路線である。もともと、吉原の工場地帯を走る貨物線として利用されていた。その後、トラック運送が主体になり、利用者が減った。こういうところは多い。工場が中心だった高度成長期の日本を思い出す。

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終点の岳南江尾(えのお)駅。

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近くを新幹線が走っている。駅の周辺を歩いた。

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富士山が見える。スーパーのマックスバリュがあった。買物には困らない。

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駅近くに江尾公園があるのを見つけた。公園が好きである。

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烏山線 滝駅 [旅行]

ゆっくりと龍門の滝、太平寺を見学したが、宇都宮方面行きの電車には、まだ時間があった。17時7分の宝積寺駅行きである。1時間ほど、待つハメになった。最近はスケジュールを立てるわけではなく、行き当たりばったりで旅する。こういう待ちぼうけの時間が出来るのはやもうえない。

考えようによっては、これがひとり旅の良さである。旅行へ行って、思い出に残るのは電車待ち、バス待ちの時間の長さである。旅行会社のツアーは効率的だが、思い出に残るものが少ない。効率性と思い出は反比例するところがある。

1時間をどうすごすか。付近には休憩する場所がない。民芸館があるが、16時で終わりである。

龍門の滝の前にベンチがある。ここでボンヤリと過ごした。ベンチに座っているうちに、自分がなぜここにいるのかという不思議な気持ちになった。なんで、こんなところへ、来たのだろうか?

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16時50分頃に駅に向って歩く。途中、公園があった。葉がおちつくした樹木に目が行く。自分もこんなものかという感慨が起きる。

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烏山線・滝駅。人がいたのには驚いた。

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親子3人が一組と、あとはスカーフ姿の外国人女性。このあとにもう一人フィリピン系の女性がやってきた。

外国人労働者が、なぜここにいるのか。風俗系ではなく、普通の労働者である。勤務場所がここにあるのか。工場や店舗は見当たらない。あるとすれば、介護施設ぐらいだろう。

滝駅に来るまで、烏山線に乗っていて、途中、丘の上にマンションのような建物を見た。介護施設だろう。北関東には家賃が安く、介護保険は目一杯使うという施設が多い。

それを知ると、暗然たる気持ちになったものだ。高齢者には生きづらい時代になった。








タグ:滝駅

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那須烏山市 太平寺 [旅行]

龍門の滝の近くに、太平寺がある。

由緒を知ると、ここは古刹である。坂上田村麻呂が千手観音を祀ったのが始まりとされる。その後、848年に慈覚大師が堂宇を建て、開創した。

その後、烏山城主の保護を受けて栄えた。

現在は…というと、かなり荒れている。天台宗の寺院だが、住職が常駐しているわけではない。

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仁王門。

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本堂。

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川口松太郎の小説で有名な蛇姫様の墓がある。映画化もされているが、小説も映画も読んだことも見たこともない。

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色褪せた奉納品が並んでいるのを見ると、何か、侘しい。

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タグ:太平寺

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那須烏山市 龍門の滝 [旅行]

宇都宮駅から烏山線に乗り、滝駅でおりる。滝駅は周辺に何もない駅である。「龍門の滝」は駅から徒歩で5分だった。

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滝の高さは20メートル、横幅は65メートルである。結構な大きさで見応えがある。ただこの季節には観光客はほとんど見なかった。5人ぐらいしか姿を見なかった。うち二人は若い外国人で、こういう所まで外国人観光客が来るのかと思った。

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この滝壺に龍が住むと恐れられていた。近くの太平寺の住職が祈り続けたところ、龍が現れたという。これが龍門の滝の由来である。

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岩肌が荒っぽく、なにやら不気味な印象を与える。

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周辺を歩いたが、桜の木が多く、桜の季節は面白そうだ。


タグ:龍門の滝

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牛久大仏 [旅行]

2023/09/03 牛久大仏を見に出かけた。家にいるのはストレスが溜まる。かといって、遠出は、体力に不安があり、憚れる。涼しくなれば、関西に行けるかと期待しているが、涼しくなってみなければ分らない。

常磐線の牛久駅で下りる。常磐線はグリーン席を利用した。最近は、グリーン車があれば、グリーン席を利用する。楽である。

牛久駅から直通バスで牛久大仏まで乗る。牛久は緑も多く、道も広い。住むには快適と思われる。最近は、死に場所を探したい気持ちもある。横浜在住だが、横浜は急速高齢化でいずれ介護が間に合わなくなると思われる。

死にたくはないが、介護状態で生きていくのはどうだろうか? 恐らく、高齢者の多くは悩んでいるのではないだろうか。

牛久大仏前。並木が綺麗だ。

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大仏さんが見える。120メートルの高さがある。

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牛久大仏。この大仏さんは、阿弥陀仏である。牛久阿弥陀仏と書いてある看板もある。

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大仏入口。大仏内の拝観料と合わせると、800円だった。

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中に入る。全体は、大きな庭園になっている。季節の花々が美しいようだが、真夏の今は花景色は見ることができなかった。秋の紅葉は良さそうだ。

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大仏の内部に入り、80メートルの高さまで昇る。ただ、視界は良くなかった。

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外に出ると、団体ツアーが入場するところだった。旗を持った添乗員風の人がいたので立ち話をする。添乗員ではなく、観光会社の経営者だった。

商売の方はどうですかと聞くと、お客さんの申し込みが殺到しているという。リベンジ観光なのだろう。ところが、受け入れ体制ができていない。店を止めたり、従業員がいなかったりで、コロナ前のルートは復活していない。特にドライブインがひどいらしい。

元に戻るには5年ぐらいかかるという話だった。やはり、コロナで生じた空洞は埋め切れていないようだ。










タグ:牛久大仏

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群馬県みどり市 [旅行]

上神梅駅にある貴船神社と郷土料理の道楽園を訪れた後、上神梅駅に戻る。以前は大間々町だったが、市町村合併で「みどり市」となった。

みどり市という名前に相応しく、一面、みどり色である。森林浴に向いている。一日、ここにいたら、心が安まるに違いない。

人家も乏しい不便な場所と思うが、ひとつだけ鉄筋の建物があった。市営住宅なのだろうか?

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渡良瀬川に戻る。

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緑一色の土地だった。

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上神梅駅に戻る。

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まだ紫陽花が咲いていた。

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上神梅駅の屋根には苔が生えていた。

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駅前に団地がある。

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どうやって生活しているのか。私がここに住んだから、不便で仕方ない。買物が難しい。



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上神梅 郷土料理 道楽園 [旅行]

わたらせ渓谷鉄道・上神梅駅から歩き貴船神社を訪れたが、ちょうど昼時だった。しかし、店は一軒もない。念のため、非常用に栄養ゼリーと柿の種は持っていた。地方へ行けば、きちんと食べられるかどうかは分らないからだ。

貴船神社の社務所の横に道楽園のメニューが貼ってあった。社務所の背後にあるらしい。ここしか食べられるところはなさそうである。社務所の横を通り、道楽園へ向った。道楽園は、社務所から近かった。

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日本式庭園を通る。

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道楽園入口。

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入口で受付の女性に注文する。ところが、ここには椅子もテーブルもない。どこで食べるのだろう?

案内人がきて、連れて行かれたところが、ここ↓

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エッ、ここで食べるのか。樽みたいな形をした建物である。

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ただ単に昼を食べるだけだが、本格的すぎる。宴会とか、家族向けである。一人で食べるところではないね。珍しい形の料理店で、TVで紹介されたらしい。

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日替わり定食を頼んだ。1600円である。運ばれてきたものは、和風御膳で、味はよい。久しぶりに本格的な御膳を食した気がした。

ただ、一人では長居は無用である。食べ終わり、すぐに退出した。

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グルメ向きの料理店である。もっとも、上神梅駅で地元に人にきくと、一時は閉店の噂がたったらしい。コロナ禍を乗り越えたようである。





タグ:道楽園

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わたらせ渓谷鉄道 上神梅駅 [旅行]

わたらせ渓谷鉄道の上神梅(かみかんばい)駅へ行く。昔ながらの駅舎であるという。

横浜の自宅を出て、北千住経由で、東武特急りょうもう号に乗り、相老(あいおい)駅で下りる。

相老駅。

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ここでわたらせ渓谷鉄道に乗換える。一両編成で、乗客は10人ほどだった。

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上神梅駅。現在は、みどり市にある。合併前は、大間々町だった。

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駅前に民家があり、商店は皆無である。ここは住みにくいだろう。

駅舎。評判通りの古めかしさだ。屋根の苔が生えているのがいい?

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木製の改札口。傾いでいる。こういうのを見ると、子供時代の駅を思い出す。子供時代は、東横線の新丸子に住んでいた。新丸子駅を利用していたが、駅舎はこんなものだったかもしれない。当時はそれが当たり前だった。

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上神梅駅から、ここにある貴船神社と郷土料理の道楽園へと歩いた。

踏切を渡った。上神梅駅は識別しにくい。中央の樹木のところにあるのだが。

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渡良瀬川へと坂道を下る。左に昔ながらの住宅が見えた。公営住宅だろう。地方へ行くと、まだこういう建物が残っている。しかし、ここの人はどうやって生活しているのか。買物はどこへ行くのか?

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渡良瀬川に架かる橋を渡る。緑の渓谷美を堪能できる。

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坂道を上がる。両側は丈の高い竹藪だった。

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坂道を登り切り、なお上流方向へと歩く。正面に鳥居が見えた。ホッとする。

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鳥居から階段を上がり、貴船神社を参拝する。

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