株式市場 大引け

日経平均は、６９３円高の３２２１７円で終わる。

高値引けで、上昇の勢いは止まらない。

９日のＳＱまでは続伸か。

ＳＱのある週は、火曜日、水曜日と変動がはげしくなるが、今回は、暴落を仕掛ける向きはないだろう、という話だ。暴落を仕掛けることも可能だが、相場操縦で検査の対象になりかねないからだ。

売り方は泣いているね。

バブル崩壊の逆バージョン

株式市場の動きを見る。

１９９０年から株式市場はバブル崩壊したわけだが、今回の上昇は、その逆バージョンかも知れない。

実際は、どうだか分からない。単なる私見を述べる。

１９９０年のバブル崩壊は、その根本原因は、米ソの冷戦が終了したことによる。日本は、冷戦下、対ソ連の橋頭堡として繁栄した。

冷戦終了後、米国は、強大化した日本を敵視するようになった。その経済的威力を削ぐ政策をすすめた。

バブル崩壊後の日本経済の低迷の根本原因はここにある。日本は米国の手の平で踊る。昔もそうだし、今もそうだ。

ここに来て、日本を見直す動きが出ている。原因は何か。米中の対立である。米ソの対立から米中の対立へ。中国に対峙するためには、その前線基地として、日本が重要視される。

冷戦の終了と共に日本は低迷した。米中の新冷戦とともに日本は重要視される。バブル崩壊の逆バージョン（つまり株価上昇）が始まったと考える所以である。

問題は、日本にそれに答えるだけのパワーがあるかどうかである。老大国だからね。

後場 日経平均

押し目待ちに押し目なし。

そういう相場です。

前場終値 日経平均 ３２０００円超え

2023/06/05

前場終値。日経平均は、あっけなく、３２０００円を超えた。

コールオプションの買い残から見ると、３２０００円を超えると、上げが加速するという予測があったが、その通りになるかどうか、興味が起きる。

個人投資家は、上昇過程で、とっくに売っている向きが多いと思う。今保有している株は、様子見で売らないだろうから、個人投資家の売りは少ないのではないか。