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恩地日出夫監督死去 [雑感]

恩地日出夫監督の訃報を知る。自分の青春時代と重なる監督だ。

内藤洋子主演の「あこがれ」と酒井和歌子主演の「めぐりあい」は思い出に残る。両作ともDVD化されていないのが残念だ。

内容はうろ覚えだが、いずれも社会の下層階級を描いたものだ。「あこがれ」は施設育ちの男女の淡い恋を描いたものだ。「めぐりあい」は労働者の恋を描いたものだったと記憶する。他に内藤洋子主演の「伊豆の踊子」も監督したが、流しの踊子一座など、社会の底辺の河原乞食で、差別されていた。こういう点で、東宝の青春映画としては異色だった。

恩地日出夫の講演をきいたことがある。たしか、ATGで1千万映画を監督したときだ。「生きていたいもう一度 新宿バス放火事件」である。質問者が下らない質問をしていたことを覚えている。

当時は、鋭いイイ男だった。

その後の消息は知らなかった。自分は仕事一方で、映画もテレビも見なくなったからだ。

晩年の写真をみると、温厚そのもので、印象が全然違う。老け方がよかったのだろう。
タグ:恩地日出夫

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接種券は来たけれど [雑感]

他の市に居住する知人宅に接種券が郵送されてきた。それなら、早く接種ができるかというと、そうではない。

予約の受付は2月の下旬からで、実際の接種は3月中旬という。1ヶ月半以上も先の話だ。

コロナのピークはとっくに過ぎているだろう。他の国の状況、沖縄の状況を考えると、2月10日頃がピークになるだろう。

感染者数が減ってからではワクチンを接種する動機は薄れる。

次のコロナ感染の予防接種になるかもしれないと、笑っていた。

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