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DVD「警視庁物語」シリーズを見て [雑感]

近く店で、「警視庁物語」シリーズのDVDを購入する。東映映画である。この映画の記憶はないな。中編のシリーズで、本編の添え物として製作された。1956年当時は、映画は2本立てで、本編1本に中編1本で番組が編成された。

なぜこのDVDを買ったのか。昔のことを思い出したくなったからである。第1話の「逃亡五分前」が製作されたのは1956年。私はまだ小学生だった。

この映画の有り難いところは、現地ロケが多いことだ。当時の東京の情景がよく分かり、私は川崎に住んでいたが、街の風景が懐かしく思い出される。

一言でいえば、ここに映し出される東京は、すでに時代劇と呼ぶべきものだ。改めて東京の変貌を知る。東京同様に日本も変貌した。いまや日本ばかりではなく、世界中が変ってしまった。

ともかく、東京が平べったい街であったことに驚く。ビルは少なく、木造の平屋、二階屋がほとんどだ。空き地も多かった。空き地は子供たちの遊び場だった。自分も随分遊んだものだ。遊ぶ場所には不自由しなかった。

今見ると、貧しさに目が向くが、子供にとっては貧しさなど気にならない。楽しみは自分でつくりだした。

これ以後、生活水準はみるみる向上したが、幸福になったとはいえない。どうしてなのかと、考えてしまう。

主演は堀雄二、神田隆である。あと南原伸二が刑事役というのは意外だった。のちに南原宏治と名前を変え、個性的な悪役を演じた。山本麟一も刑事役で、その後はやくざ映画時代の悪役でならしたが、早死にした。

昔の映画を見ると、出演俳優がいつ死んだかが気になる。今ではネットで簡単に調べることが出来る。

第1話は1956年の政策である。日本の風景は貧寒としていた。ここで石原慎太郎の訃報を知る。「太陽の季節」は1955年の作品である。
タグ:警視庁物語

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接種済証は遅れる [雑感]

3回目の接種は終わったが、接種済証は遅れる。市から接種券が届いてからそれに記入することになる。

接種券が届くのは2月22日頃である。

接種済証があろうがなかろうがコロナ感染に関しては問題ないが、外出するときは証明書があった方が安心だ。

厚労省に経済活動を活発させることを求めるのは無理だが、政治家はその壁を乗り越えられる。

コロナ対策に気をとられ、経済活動を動かそうという発想がないのには驚く。

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