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日本風 曖昧コロナ対策 [雑感]

今回の中国発コロナウイルス対策で、日本が曖昧な対応をしたことは事実だ。

中国からの入国制限も遅すぎたし、外出制限も、強制力のあるものではなく、自粛だった。外国人からすると、成功するわけがないと見られていた。

ところが、結果オーライである。39の県で自粛解除である。死者もまだ700人強。どうしてこういう結果になったのか、日本人にも分からない。結局、インフルエンザ並でここまで来た。2018年のインフルエンザの死者は3800人強だった。今回の方が遙かに少ない。

我々から見ると、欧米の感染者数・死者数が異様に多いと思われる。感染者数は検査しなければ分からないのだからともかくも、死者数はハッキリしている。

アメリカの85000人は、お国柄からいって驚きはないが、フランス・イギリスの死者数にはビックリだ。堅実と思われたドイツでも死者7800人強なのは意外だ。

発生元のアジア地区で死者数が少なく、欧米で多いのは謎だ。モンゴロイド系には軽い免疫があるのかもしれないが、医学的には証明されないだろう。

今回のコロナウイルスによる被害は、直接的な死者ばかりではなく、関連死も考えなくてはいけない。通常なら診察・治療を受けられるはずの患者が、治療できずに死んでいる可能性がある。3月、4月、5月とトータルの死者数がどうなっているか、気になる。

また、自殺者も増えるだろう。現在の予想では失業者は300万人増加。失業率は5%上昇。失業率が1%上昇すると自殺者は1000人~2000人増える。相関関係がある。失業率が5%上昇すると、自殺者は5000人~1万人ほど増える勘定だ。

安倍首相の指導力には批判が多いが、日本は、こんなものでしょう(笑)。将軍は無能、兵士は優秀というのが日本である。

(追記)5/19

どの国も首相や大統領の支持はアップしている。ひどい状態になったイタリアでもそうだし、イギリスでもそうである。死者数を見れば、対策が効果を発揮したとは思えないのに支持率が高いのはおかしい気がするが、指導力があるように思わせる点が支持される理由であろう。

安倍首相は、腰が定まらない印象を与えた点がまずかった。安倍首相は独裁者ではない。色々な利権の調整がうまかったのだ。コロナ禍では各利権のバランスがとりにくく、腰が定まらなかったと思う。まぁ、ともかく、去年の秋頃から疲れが見えてきた。判断力も鈍ってきたのだろう。

スキャンダルはあるが、こういう状態の時に首相を入替えるわけにはいかない。コロナ禍が落ち着くまでは、安倍首相のままで行くしかない。
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