1991年12月18日 日誌 [雑感]
『ソ連はとうとう今年の大晦日で消滅する。あのソ連が。世界の2大国であったあのソ連が。
今年の大晦日のフィナーレは、クレムリン宮殿から下ろされるソ連の国旗であろう。間違いなくこれは大した儀式になりそうだ。ドイツ統一には喜びがあったが(その後の動きは期待に反したとしても)、今度は湿った儀式になりそうだ。滅びいくものへの哀悼の意を表することになるのだろうか。
しかし、これはソ連が消滅するのであって、ロシアが消滅するのではない。ロシアは復活するであろう。ソ連の脅威に変わり、ロシアのそれが台頭するのは、遠い先のことではない。ロシアの脅威を私が生きている間に見ることになるだろう。
韓国は核兵器の非存在宣言を発した。つまり、米軍は韓国内の核兵器を撤去したのだ。朝鮮半島の南北統一の可能性が出てきた。』
今年の大晦日のフィナーレは、クレムリン宮殿から下ろされるソ連の国旗であろう。間違いなくこれは大した儀式になりそうだ。ドイツ統一には喜びがあったが(その後の動きは期待に反したとしても)、今度は湿った儀式になりそうだ。滅びいくものへの哀悼の意を表することになるのだろうか。
しかし、これはソ連が消滅するのであって、ロシアが消滅するのではない。ロシアは復活するであろう。ソ連の脅威に変わり、ロシアのそれが台頭するのは、遠い先のことではない。ロシアの脅威を私が生きている間に見ることになるだろう。
韓国は核兵器の非存在宣言を発した。つまり、米軍は韓国内の核兵器を撤去したのだ。朝鮮半島の南北統一の可能性が出てきた。』