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5日 川崎ミューザ ボストン響 [雑感]

11月5日。川崎ミューザでアンドリス・ネルソンス=ボストン交響楽団の演奏会を聴く。

プログラム。①チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 (Vn:ギル・シャハム) ②マーラー交響曲第1番 

(アンコール)バッハ無伴奏パルティータ第3番よりガヴォット(ギル・シャハム)
       「エグモント」序曲

この演奏会の感想は簡単だ。”今最も旬なコンビのゴージャスな音の饗宴。”

ネルソンスは間の取り方がうまい。剣道をやらせたら、上達が早い?

アンコールの「エグモント」は効果を狙いすぎ外面的だった。疑問符がつく。

チャイコフスキーは、ギル・シャハムとズレがあったようで、第1楽章が終わると、何が話し合っていた。3日(名古屋)4日(大阪)と共演していたのだから、どうしたことか。

それにしても、客席はさびしい。3階の中央席できいたが、ガラガラで、十数人しかいなかった。ステージを囲むところはほぼ埋まっていたので、ルツェルン祝祭管弦楽団の時よりはマシだったが。チケット代金が高すぎる。3万円以上というのはやはり懐に響く。

ミューザは音がいい。ネルソンスもアンコールをいうとき褒めていた。シャハムの無伴奏など惚れ惚れするような美音だった。3階できいたのに目の前で演奏しているように生々しく聞こえたのは不思議である。



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