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4日 新国立劇場バレエ「くるみ割り人形」 [旅行]

11月4日。新国立劇場オペラハウスでチャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」を見る。

(振付)ウエイン・イーグリング

(美術)川口直次
(衣装)前田文子
(照明)沢田祐二

(クララ)木村優里
(ドロッセルマイヤー)渡邊竣郁

エトセトラ。

(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(指揮)アレクセイ・バクラン

「くるみ割り人形」というと、バレエの年末風物詩だが、新国立劇場では10月~11月公演で、12月は「シンデレラ」になっている。重複を避けたのか。12月は、チラシを見ただけでも6団体が「くるみ割り人形」を公演する。

4日にクララを踊ったのは木村優里だが、「ソリスト」という格になっている。バレエ界は階層性になっているが、プリンシパルが横綱格で、ソリストは大関格ということだろう。

イーグリングの振り付けは第1幕で子供たちに踊らせているのが特徴らしい。子供たちの踊りが上手で見分けがつかなかった。

バレエなので、美しければそれでいい…。踊りとして印象に残ったのは第1幕「雪の国」の”雪の結晶”のコール・ド・バレエである。幻惑された。

有名な「花の踊り」は平凡で魅力に欠けた。


(追記)

日経新聞によれば、新国立劇場も予算が削られたあおりで、今年度の新制作はこの「くるみ割り人形」だけになるという。残りの公演は古いものを使う。振付も衣装も美術も。







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