2016.1.27 サントリー・ホール [雑感]
前日の26日、鹿島神宮、小江戸・佐原を散策。結局、2万歩を歩いた勘定である。オーバー・ペースは明らかで、27日は体が動かなくなった。
27日は19時15分からサントリー・ホールのコンサートである。出かける気分にはなれない。スケジュールを考えて、前日の26日は体力を温存するのが正しい。最近は、前後関係を考えず、衝動的に行動するから、こういうことが起きる。
段取りがつけられないし、我慢できない。棺桶に近づいたと感じると、怖いものなしという心境で、やりたいようにやる、ということだ。
ともかく切符がもったいないので六本木一丁目まで出かける。駅に着いたのが17時45分ごろだった。開場は18時半。どこか喫茶店で休もうかとぐるぐる周辺を周る。
地域的に言うと、六本木は敬遠したいところだ。赤坂もダメ、銀座もダメ、丸の内もダメ。東京なら、渋谷、新宿、池袋である。六本木はなじめない。学生時代の記憶が残っている。金持ちの男と女が遊ぶというイメージがぬけない。
サントリー・ホールはアークヒルズの背後のある。アークヒルズのような高層ビルは嫌いだ。山本夏彦は、高層ビルは人間侮蔑の建物といったが、今になって理解できるようになった。
小さな喫茶店に入って、一休みした。夕食は食べなかった。19時15分開演というと、本格的な夕食は食べられない。軽いサンドイッチぐらいがいいところではないか。
サントリー・ホールの入り口で、分厚いパンフレットの束を渡される。資源ゴミになる。
座席は、一番前。こんな感じでステージを見た。 ↓
サントリー・ホールは、今年30年になる。一番前で見ると、ステージは相当に傷んでいる。
27日は、新日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会だった。
曲目は、モーツァルト交響曲第35番。マーラーの交響曲第5番。指揮はトーマス・ダウスゴー。デンマークの指揮者。
モーツァルトの第35番は、耳にタコができるほど聞いているが、マーラーの5番は全曲を聞いたことはない。途中で寝てしまうからだ。
モーツァルトは現代的な演奏、学生時代に聞きなれた柔らかさとは遠いが、説得力はあった。
マーラーの5番は演奏を評価することはできない。第4楽章は、ヴィスコンティが「ヴェニスに死す」で用いたことにより、ポピュラー名曲になっているが、これはよかったです。弦に厚みがあればなおよかった。
マーラーの交響曲の演奏会ははじめてだったが、マーラーはレコードではなく、演奏会できくべきだ。音楽というより、音の咆哮と思う。最後は地響きを感じた。演奏が終わると、拍手喝さいだった。
ホールを出るときは元気が出てきた。コンサートの効能はあったわけだ。
27日は19時15分からサントリー・ホールのコンサートである。出かける気分にはなれない。スケジュールを考えて、前日の26日は体力を温存するのが正しい。最近は、前後関係を考えず、衝動的に行動するから、こういうことが起きる。
段取りがつけられないし、我慢できない。棺桶に近づいたと感じると、怖いものなしという心境で、やりたいようにやる、ということだ。
ともかく切符がもったいないので六本木一丁目まで出かける。駅に着いたのが17時45分ごろだった。開場は18時半。どこか喫茶店で休もうかとぐるぐる周辺を周る。
地域的に言うと、六本木は敬遠したいところだ。赤坂もダメ、銀座もダメ、丸の内もダメ。東京なら、渋谷、新宿、池袋である。六本木はなじめない。学生時代の記憶が残っている。金持ちの男と女が遊ぶというイメージがぬけない。
サントリー・ホールはアークヒルズの背後のある。アークヒルズのような高層ビルは嫌いだ。山本夏彦は、高層ビルは人間侮蔑の建物といったが、今になって理解できるようになった。
小さな喫茶店に入って、一休みした。夕食は食べなかった。19時15分開演というと、本格的な夕食は食べられない。軽いサンドイッチぐらいがいいところではないか。
サントリー・ホールの入り口で、分厚いパンフレットの束を渡される。資源ゴミになる。
座席は、一番前。こんな感じでステージを見た。 ↓
サントリー・ホールは、今年30年になる。一番前で見ると、ステージは相当に傷んでいる。
27日は、新日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会だった。
曲目は、モーツァルト交響曲第35番。マーラーの交響曲第5番。指揮はトーマス・ダウスゴー。デンマークの指揮者。
モーツァルトの第35番は、耳にタコができるほど聞いているが、マーラーの5番は全曲を聞いたことはない。途中で寝てしまうからだ。
モーツァルトは現代的な演奏、学生時代に聞きなれた柔らかさとは遠いが、説得力はあった。
マーラーの5番は演奏を評価することはできない。第4楽章は、ヴィスコンティが「ヴェニスに死す」で用いたことにより、ポピュラー名曲になっているが、これはよかったです。弦に厚みがあればなおよかった。
マーラーの交響曲の演奏会ははじめてだったが、マーラーはレコードではなく、演奏会できくべきだ。音楽というより、音の咆哮と思う。最後は地響きを感じた。演奏が終わると、拍手喝さいだった。
ホールを出るときは元気が出てきた。コンサートの効能はあったわけだ。
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