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鮫漁港 [旅行]

八戸から八戸線に乗る。鮫駅に着く。八戸線で鮫駅まで行くと、新幹線八戸駅は八戸市の郊外にあることに気づいた。八戸の次の長苗代駅は畑の中にある。長苗代の次が本八戸駅で、ここが市の中心部に近い。八戸線は八戸港に沿って走る。鮫駅はその最南端で、ここも八戸の市街地である。

鮫駅とは不思議な名前だが、そのものズバリ、ここは昔、鮫がとれた。こんな北の地まで鮫がいたのかと思うが、じっさいそうだったらしい。駅員に確認した。

そういえば、青森には大鰐温泉がある。東北には、鮫も鰐もいたらしい。今の気候で昔を判断してはならない。

駅前には小型ジョーズがある。ご愛敬。

2013年12月04鮫駅 (1).JPG2013年12月06鮫港 (41).JPG

鮫駅を下っていくと、鮫漁港がある。ここも8メートルの津波に襲われた。船は全部やられてしまった。しかし、復興が早く、津波の被害を思い起こさせるものは乏しい。

2013年12月06鮫港 (49).JPG2013年12月06鮫港 (56).JPG

ビジネスにとっては、時は金なり、である。復興は早ければ早いほどいい。復興できなければ廃業するしかない。いずれにしても、決着は迅速に行うべきだ。

破壊された建物で残っているのは一つだけ。空き地もある。しかし、津波がなくても、こういうものは日本各地に存在する。

2013年12月06鮫港 (51).JPG

2013年12月06鮫港 (62).JPG

企業の集積地の復興は早く、個人住宅地の復興は手間取る。復興の遅れによる被害は認識されにくい。

個人が絡むと、権利関係や意思が複雑になるので、解決に時間がかかる。

南海トラフ大地震や東京直下型地震が予想されているが、その後の復興は今回よりなお遅れるだろう。政府の余力もないだろうから。地震対策の一つとして、万一の場合の転居先をあらかじめ決めておくことも必要だろう。



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