SSブログ

旅行日誌 2012年10月17日 九寨溝 [旅行]

九寨溝を丸1日かけて周遊する。ここは体力勝負である。

高所のハイキングということを前提に、膝にサポーター、ふくらはぎを締める圧力ソックス、ダウンを着て、バスに乗る。疲労回復用のアミノ酸&クエン酸チャージもリュックに入れる。

7時45分にホテルを出る。天気は今日も晴れ。一般のバスは九寨溝には入れない。一般のバスの駐車場まで行き、そこから九寨溝入り口まで10分ほど歩く。九寨溝内はシャトルバスがある。専用の貸し切りバスで九寨溝を回る。

九寨溝とは九(九つの)寨(集落)溝(谷間)の意味である。つまり、この渓谷には以前チベット民族の集落が九つ存在していた。現在残っているチベット人集落は三つだけ。残りは強制移住させられた。残った三つのチベット人集落は観光業で潤っている。観光客用に開放している集落もある。ホンダやトヨタ、中にはベンツを所持しているチベット人もいる。リッチである。

九寨溝を1日かけて歩いたわけだが、簡単にいえば、渓谷美を楽しむ観光スポットである。日本でいえば、上高地を想像してもらえばいい。スケールアップした上高地と言えよう。

全体はY字型になっている。下からあがると、右と左の渓谷に別れる。九寨溝の入り口が2000メートル。最高地点は左側の最奥の長海で3100メートル。

九寨溝は観光シーズンの真っ盛りで、人の多さは半端ではない。こういう山奥に、これだけの人が観光に来るということは、やはり、中国は豊かになったという証拠だろう。

まず諾日朗瀑布と鏡海へ行く。次いで、左側の渓谷に行き、最奥の長海と五彩池を観光する。五彩池はコバルトブルーの池であり、裏磐梯にある五色沼の毘沙門沼と同じ印象。

ここで昼食時間となり、中央付近にある物産センターでバイキングを食べる。大変な混雑ぶりで、並んで目の前にある料理を次々と皿に盛るしかない。いつの間にか山盛りになってしまった。味は濃く、気がついたら、食べ過ぎ状態になっていた。ここは小食にすべきだった。

物産センターでは、チベット人が店を出していて、目写りのいい物品を並べているが、ガイドにきくと全部まがいものだという。買わない方が無難だ。

午後は、五花海、熊猫海、箭竹海と回る。珍珠灘瀑布に着いたときは15時15分になっていた。

樹正群海を歩いたが、ここで疲れてしまった。あとは元気な人は火花海を歩いたが、私はバスで降りた。

昼食の食べ過ぎがこたえ、夕食時には食欲を失う。ご飯だけを食べた。中国のご飯はぱさぱさした長米なので、お茶かスープをかけて、お茶漬け状態にしてなんとか食べ終える。

九寨溝の印象だが、やはり、ここは体力がなければいけない。全体をゆっくりと回れば2,3日はかかる。それだけの価値はあると思う。物産センターの食事には気をつけなければいけない。
タグ:九寨溝
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0