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旅行日誌 2012年10月18日 難関の黄龍を歩く [旅行]

九寨溝のホテルを7時45分に出発。黄龍に向かう。ここも山道、峠道の連続だ。1時間ほど走ると台地状の場所に出る。ここに九寨溝空港がある。九寨溝に行くには、この空港を利用するのが便利だ。ただし、山間地なので欠航も多く、出発時間も大幅にずれるのが普通という。2,3時間の遅れは頭の中に入れておかなければならない。

黄龍に行く途中で雪宝頂を見ることができる。標高5588メートル。バスから降りて写真を撮ったが、下車した地点は高度4000メートル。富士山よりも高い。やや目眩を感じる。

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黄龍麓(標高3200メートル)で昼食後、シャトルバスでロープウェイ入り口まで行く。高山病対策の酸素ボンベを支給される。天気は晴れ。念のために雨具を用意するようにいわれる。

ゴンドラに乗ること約10分。ロープウエイ降り場(標高3500メートルぐらいか)で集合し、以後は自由行動となる。混雑している上、各自の体力が異なるので、団体行動は無理になる。各自、マイペースで歩くことになる。12時52分だった。集合場所は麓のホテルのロビーで17時。約4時間の単独行動となる。

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ロープウェイは景観の邪魔にならないよう離れたところに設置されているので、平坦な木道を1時間強歩いて本道に出る。道は木道で歩きやすい。気温は上昇し、ダウン姿では暑い。

本道に出るとここから階段を少々上り、五彩池(標高3553メートル)まで登る。たいした階段ではないのだが、何分にも高所である。きつい。五彩池を半周する。

五彩池についてはなんといえばいいのか、池の段々畑というのか、棚田というのか、ブルーに染まった池が段々と並んでいる様は天下の奇景だろう。

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九寨溝については、上高地のようなものだから、無理して行くこともないと言えるが、この黄龍の景色については代替えがきかない。実際に黄龍に行くしかない。

ガイドから、道に迷ったら、下りの木道を右へ右へ行けばいいと指示されていた。下りに約2時間はかかるというので、休憩は1回のみ。酸素ボンベは使わなかった。降りるに従って気温が下がってきた。山の天気はかわりやすい。

棚田状の池は随所に見られる。従って、最後は飽きてきて、ひたすら下る。

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出口に出たのが16時25分頃で、ホテルの集合場所には16時半に着いた。頭の中を血が激しく回っていることが分かる。頭痛がする。立って待っているのはつらいので、喫茶店でコーヒーを飲んで休んだ。中国のコーヒーは砂糖入りが出てくる。甘ったるいのは趣味が合わない。

17時には20人全員集合した。バスに乗って10分ぐらいすると、いきなりの霰である。ものすごい勢いで降り始め、地面は白く染まりだした。天気に恵まれたとしかいいようがない。危ういところだった。雪は20分ぐらい振り、また降り止んだ。

バスで川主寺の夕食場所に移動。川主寺も標高3000メートル。ここでも軽い頭痛を感じる。ひどくはないが、高山病にかかったようだ。

川主寺から茂県へ。ホテル到着が21時。ホテルに着いたときは、頭痛が収まっていた。
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