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神奈川フィル フレッシュコンサート [音楽]

3月10日。みなとみらいホールで、神奈川フィルのフレッシュコンサートを聴く。最近は、コンサートも体力的にきつくなった。ホールまで行くのもキツいが、それよりもいけないのは、聴いている最中に体調がおかしくなることだ。何度か経験すると、コンサートへ行くのは諦めようという気になる。

それが何故か、突然、コンサートへ行きたくなったのだから、自分でも分からない。みなとみらいホールへ出かけたのは、一番近いからである。しかも当日券が必ずあるコンサートだからである。新人独奏者応援コンサートのようなもので、こういうものは満席にならない。

みなとみらいホールならなおさらだ。川崎ミューザもみなとみらいホールも客足の鈍いホールである。有名外国オケでも空席が目立つ。

今日は寒かったが、ホールの中も寒かった。客席は1階のみ収容で、しかもその半分ぐらい。空調が効きすぎて寒かった。時々空調が効きすぎることがあると分かっていたので寒さ対策をしておいてよかった。

今日の神奈川フィルは、松尾葉子が指揮した。松尾洋子は写真とは印象が異なる。

①モーツァルト フルート協奏曲第1番 フルート:福島さゆり

テクニックがあり音はよく通ったが、プラスアルファがほしい。

②ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 ピアノ:黒木雪音

有名な第18変奏曲しか聴いたことがない。24の変奏曲があると知り、長そうだと思ったが、案外と短く、第18変奏曲にたどり着いた。最後は、ラフマニノフ的超絶技巧で華やかに終わった。指が華やかに動いていたが、音が浅く、これがラフマニノフの音かという物足りなさは残った。

③ヒューブラー 4本のホルンとオーケストラのための協奏的作品 ホルンは、豊田美加、坂東油裕香、田中みどり、熊井優。神奈川フィルのメンバーである。

名前を知らない作曲家(1822年~93年)で、どうかと思ったが、古典的・ロマン的作品で、抵抗なく聴くことができた。演奏の可否は分からない。楽しめたのだから上手だったのだろう…。

④メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリン:滝千春

この人の演奏が一番年季が入っていた?と思う。冒頭から、聴かせてくれました。オケが剛直すぎたのが難点。

神奈川フィルは、モーツァルト、メンデルスゾーンは問題なく、ラフマニノフになると、フォルテが汚れ気味。東京に隣接している横浜が地元というので損をしている。東京のオケに隠されてしまっている。


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