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2月27日 ミンコフスキ / メンデルスゾーン [音楽]

2月27日。東京オペラシティ大ホールでミンコフスキ=レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルのメンデルスゾーンを聴く。

昨日26日に金沢で公演し、そして今日の東京公演である。日本公演はこの2回のみ。アジアツアーなので日本公演はこれで終わり。客席はほぼ満席。

金沢で公演したのは、多分、ミンコフスキが”オーケストラ・アンサンブル・金沢”の芸術監督に就任するからだろう。このニュースには驚いた。

素朴な感想を言えば、金沢には資金力があるのでしょ。いくら払うのかな?!と思うのが正直なところだ。

就任記念がドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」で7月30日(石川県立音楽堂コンサートホール)、8月1日(東京オペラシティ・コンサートホール)で公演する。見逃せないが、真夏だからどこか涼しいところで過ごしたい。

この日は、オール・メンデルスゾーン・プログラムだ。

①フィンガルの洞窟
②交響曲第4番「イタリア」
③交響曲第3番「スコットランド」

もちろん、ピリオド奏法である。木管のひなびた響きが魅力的だった。ミンコフスキの指揮はオケの自発性に委ねているところがあり、バランスが崩れていると感じるときがあった。

ピリオド奏法だと、やはり「スコットランド」あたりは情感不足を感じる。クレンペラーの指揮が懐かしい。時代が時代とは言え、やはり寂しさを感じる。

ドビュッシーをどのように演奏するのだろう?



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