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12月24日 ロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ [音楽]

2017年12月24日。18時半から、ロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエの「くるみ割り人形」を見る。昼にキエフ・バレエを見たのだから、「くるみ割り人形」のはしごである。

所は、昭和女子大学の人見記念講堂である。三軒茶屋にある。昼の国際フォーラムから大手町駅経由で神保町へ行き、新宿、渋谷とまわった。クリスマス・イブの日曜日でどこも大混雑していた。特に渋谷のハチ公前広場は身動きできないほどだった。

人見記念講堂の座席数は2000ほど。客席は空席が目立った。この日は、キエフ・バレエと同じで2回の公演だった。親子連れで見るなら、やはり昼公演が便利である。

ロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエというのは、正体不明気味である。サンクトペテルブルグならマリインスキー歌劇場バレエ団が思い浮かぶ。”アカデミー”という言葉が入っているので、バレエ学校関係かと考えた。ロシアだから、下手ではないだろと予想した。

独自の劇場も持っているらしいが、団員はやはり若い。新人の養成所のように思える。

プログラムを読むと、クラシック作品を正しく、美しく踊れるのはロシアのダンサーだけという。ロシア人の自画自賛のように思えるが、プログラムの写真を見ると、確かに脚のあげ方が美しいラインになっている。

新国立劇場のプログラムの写真を見ると、ここのダンサーのラインは落ちる。こういうところで差が出るのかと思う。次に見るときには注意しよう。

普通「くるみ割り人形」は第1幕、第2幕と区切るが、この公演は3幕で、第1幕(30分)休憩(20分)第2幕(25分)休憩(25分)第3幕(45分)だった。やや間延びした感がある。踊り手のスタミナを考えたのかもしれない。

踊りは、キエフ・バレエに比べると、キレがないが、不満を感じるほどでもない。卒業公演的雰囲気である。
管弦楽は、東京ニューシティ管弦楽団。指揮はウラジーミル・アルテメフ。音は細かったが、指揮者の統率力が良かったのか、雰囲気を盛り上げていた。

(クララ)ソフィア・マチュシェンスカヤ 
(王子)アレクセイ・ポポフ
(ドロッセルマイヤー)アンドレイ・グディマ

昭和女子大学。クリスマス・ツリーが飾ってあった。

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人見記念講堂。

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帰り、大学前から自由が丘、田園調布行きのバスがあるのを知り、田園調布まで乗る。

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