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読響 三大協奏曲の夕べ [音楽]

8月28日。東京オペラシティ大ホール。

新進演奏家によるヴァイオリン、チェロ、ピアノの有名協奏曲のコンサート。

指揮:海老原光
管弦楽:読売日本交響楽団

プログラム及び独奏者

①メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 (キム・ボムソリ)

②ドヴォルザークのチェロ協奏曲 (岡本侑也)

③チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 (ダニール・ハリトーノフ)

ホールはほぼ満席。驚いた。

メンデルスゾーンは魅力なく、ドヴォルザークは安定していたが、まだ吹っ切れていない。

ピアノのダニール・ハリトーノフがステージに登場してきたとき、背の高さに注目した。それに何よりも手が大きい。指が長い。座ると、ピアノが小さく見えた。

冒頭の音は案外たいしたことはなく、どうなのかと思ったら、段々すさまじくなった。体が大きい、指が長い、それだけでピアニストとして、有利な地点からスタートできる。

座席が中央左側前方だったので、ハリトーノフの指がよく見えた。ずっと指の動きに釘付けになった。見ているうちに、段々、興奮してきた。だから、どういう演奏だったのかよく覚えていない(笑)。

演奏が終わると、ホールはどよめいた。超絶技巧というのは、それだけで人を魅了する。



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