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吉田恭子 ヴァイオリン・リサイタル [雑感]

吉田恭子のヴァイオリン・リサイタルを聞く。

2016年6月3日。19時~21時。紀尾井ホール。

なぜこのリサイタルに行ったかというと、チラシの写真が魅力的だったから……。それに紀尾井ホールで一度コンサートを聴きたかったためもある。

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四ツ谷駅からソフィア通りを歩けば紀尾井ホールに着く。ホールの向かいがホテル・ニューオータニである。

これが紀尾井坂。大久保利通が暗殺されたのがこの坂である。

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紀尾井ホールは、東京オペラシティ・コンサートホールを半分にした感がある。総座席数からいっても東京オペラシティ・コンサートホールの半分である。(800座席:1600座席)

音響効果もいい。庄司紗矢香の無伴奏ヴァイオリン・リサイタルはここで聞きたかった。6月8日に行われる。

吉田恭子のヴァイオリン・リサイタルのプログラムを書いておく。

(前半)

①モーツァルト「ハフナーセレナードよりロンド」

②プロコフィエフ ヴァイオリン・ソナタ第1番

(後半)

③ブロッホ「バールシェム組曲よりニーグン」

④ショパン「ノクターン第8番」

➄ワーグナー「アルバムの綴り」

⑥サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」

アンコールは2曲。

 モンティ「チャールダシュ」

 コルンゴルト「オペラ”死の都”よりピエロ踊りの歌」


演奏の前に吉田恭子のトークがあった。喋り慣れていて上手。ラジオやテレビにも出演しているとプロフィールに書いてあるのをあとで読んだ。

メディアに露出する機会が多いということと演奏家として優れているということは別である。当たり前のことだが混同しやすい。

前半のプロコフィエフは一度も聞いたことがない曲で、こういう曲を聴くのは苦行である。

後半も「ツィゴイネルワイゼン」を除けば聞く機会はなかったが後半の方が良かった。ともかく、ヴァイオリンの音色が惚れ惚れするほど美しい。

使用楽器は”グァルネリ・デル・ジェス”である。

アンコールで弾いたモンティの「チャールダシュ」がもっとも魅力的だった。コルンゴルトの「死の都」からなら「マリエッタの歌」を聞きたいところだった。数年前に聞き込んだ曲だから。




タグ:吉田恭子
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