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映画「拳銃の町」(1944年) [映画]

1944年製作のジョン・ウエイン主演西部劇。冒頭の駅馬車で西部の雄大な風景を通る場面は素晴らしい。西部の自然は雄大だ。

ジョン・ウエインあるは牧場主に雇われて、その牧場へ行く予定だった。ところが、町でその牧場主が射殺されたことを知る。

誰がなんのために殺したか?

話も人間関係も混みっていて、事件の全貌を理解するのが難しい。

ということで、「マルタの鷹」を見るごとく、話の展開を追いかけるのに気を取られてしまった。気やすく見ることができる西部劇ではない。

西部劇は単純な方がいい、ということがわかる。

探偵映画や推理映画の印象の方が強く、西部劇としてはどうなのか。西部ではなく、現代の都会を舞台にしてもおかしくない映画だ。

実質は、カウボーイ・スタイルの探偵映画である。

ジョン・ウエインのカウボーイ・スタイルはカッコがいいけれど。


(追記)

人間関係を頭に入れておくとよい。一度ではこの映画の人間関係はのみ込めない。


”KC牧場”関係者”

オーナーはレッド・カーデル。射殺されている。

ロックリン(ジョン・ウェイン)…カーデルに雇用され、町に来たが、カーデルとは面識がない。会ったこともない男になぜ雇われたのか。繋がりは最後に明らかにされる。

クララ、マーティン夫人。死んだカーデルの縁戚。クララは相続権がある。マーティン夫人はクララの叔母で後見人。ただし、クララとマーティン夫人の関係はよろしくない。


”トパーズ牧場関係者”

アーリィ(エラ・レインズ) 母からトパーズ牧場を相続している。鉄火娘。

クリント アーリィの弟。

ハロルディー アーリィとクリントの継父。アーリィに1万ドルの貸しがある。町で事業を経営している。

KC牧場とトパーズ牧場は近隣の牧場という以外に繋がりはない。ご近所さんという関係。

ガービー判事 「判事」という訳語が正しいのかどうか。町に事務所を持つ法律コンサルタントである。


結局、ラストは意外な犯人が明らかにされる、ということである。

タグ:拳銃の町
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