SSブログ

映画「96時間」 [映画]

娘が誘拐され、96時間以内に探し出さないと、永久に行方が分からなくなる。限られた時間の中で物語が進行する。

リュック・ベッソンがプロデュースしているから、激しいアクション映画だろうと予想はつく。期待通りの出来映えである。

娘を誘拐したのがアルバニア人の人身売買組織である。多分、実際にこういうことをしているのだろう。旧東欧諸国の若い女を欺して売り飛ばし売春婦にするという話はきいたことがあるので、それが下敷きになっている。

旧東欧諸国から連れてくるのでは面倒なので、パリに来る若い女を誘拐して、麻薬漬けにして売り飛ばす。本当そうに見える。実際はどうなのか。

主人公は旧CIAのリーアム・ニーソン。もうトシだからアクションには不向きだろうが、編集が上手なので違和感がない。それに90分のほどよい長さである。きびきびとしてテンポで話が進むので話に乗りやすい。

本来なら、この主人公のやることは滅茶苦茶に残酷に感じてもおかしくない。やっていることは残忍極まりないのだから。

警察官はこの映画を見るといい。日頃は容疑者の人権云々でストレスを感じているだろうから、この映画の主人公がうらやましいだろう。

この映画の主人公は、敵にいくら銃弾を浴びせられても弾が当たらないし、怪我をしても平気で敵をやっつける。不死身だ。これがアクション映画の決まりである。


気になったことがある。娘は両親が離婚しているので、母と一緒にいる。しかし、父には親権があるらしく、パリに行くには父親の同意書のサインが必要だ。勝手に外国には行けないことになっているらしい。
タグ:96時間
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0