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妙法寺散歩 [雑感]

妙法寺をご存じだろうか? 除厄で有名らしい。妹はトラブルに見舞われているし、私は体調が優れず、1週間ほど寝込んだ。厄除けなら川崎大師と決めていたが、たまには、違うお寺もいいじゃないかと思いついた。体力に不安があるので途中で諦めるかもしれないとも思っていた。いよいよ外出も思うようにならない歳になった。

妙法寺は杉並区にある。横浜からだと、東横線で新宿三丁目駅まで乗り、ここで丸ノ内線に乗換えて、新高円寺駅でおりる。東横線は混んでいた。9時半頃に乗ったが座れなかった。途中、中目黒駅で子供二人を連れた母親を見る。一人は手をつなぎ、一人は胸に負ぶっていた。働いているのだろうが、保育園に連れて行くまでが大変だ。政府は待機児童ゼロをめざしているが、使い勝手の悪い保育所は考えものだ。家の近くにある保育所が一番望ましいわけで、子供を連れて電車に乗るのは母親にとって難儀なことである。そういう母親の姿を見て、子供を諦める女性も多いだろう。

東京のような超過密都市で出産・育児をするのがおかしい。その東京へ、なお人々が集中するようになっているのだから、少子化の流れは止まらない。金だけでは解決できない。

渋谷駅で電車が空いて、やっと座れた。座ると楽になる。9時半頃の電車に乗ったのが間違いだった。もっと遅い電車なら日吉駅から座れたはずだ。11時頃の電車に乗らないわけは、帰るのが遅くなるからだ。午後2時頃からは昼寝タイムだ。そうしないと、夜までもたない。ボンヤリしたままで一日が終わってしまう。

新宿三丁目駅で丸ノ内線に乗換えた。電車は空いていた。荻窪行きに乗る。丸ノ内線は支線があり、方南町方面に行くには中野坂上駅で乗換える。方南町というと、思い出すことがある。学生時代に年末お歳暮のアルバイトをしたことがある。集積所で荷物の仕分けをした。何十年前のことだったか。しかし、まぁ、なぜ横浜から方南町までアルバイトに出かけたのだろうか。今思うと不思議である。通勤だけでも大変だった。

今回は方南町駅行きには乗換えず、新高円寺駅で下りた。地上に出る。方向がサッパリ分からない。目の前は青梅街道である。左に行くのか、右に行くのか。詳細便利地図を持っていたが右か左かが分からない。警察官が立っていたので訊いてみた。方向は分かった。

右に行き、高円寺陸橋まで歩く。ここは青梅街道と環七が交差するところだ。ここを右に折れ、環七沿いを歩く。樹木が遠くに目立つ。寺町である。この寺町は面積が広い。こんなところに寺町があったのかと思った。

妙法寺は一番遠いところにあった。妙法寺入口という信号機があったので間違えることがない。右に折れると、妙法寺の駐車場だ。大きな駐車場で管理人もいる。参詣客が多いことが窺われる。

妙法寺は、境内に入るだけで除厄できるという評判だ。普通は祈祷を受けたり、御札を買ったりするものだが、ここは除厄効果が飛び抜けて優れているようである。

境内に入ると、目の前の大きな建物が祖師堂である。本堂は、奥の方に隠れるように建っていた。妙法寺は日蓮宗である。日蓮聖人の像がなかった気がする。思い出せない。

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一通り、お詣りを済ませる。

体力が低下すると、気弱になる。体力は気力の基礎である。これが今の実感である。だから、除厄祈願に訪れたのだろう。これは否定できない。

帰り、環七通りを歩く。

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こういう幹線道路に恐怖感を覚えるようになった。大型車が恐い。不気味なものが走っている気がする。段々、ものの見方が変ってくる。自分の見方が今の世の中に通用するとは思えない。社会は、現役パリパリ世代のものである。彼らが活躍しやすくするのが重要だ。

途中に梅里公園があった。こういう場所は和む。日なたぼっこするには最適だ。

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再び新高円寺駅い戻る。11時45分頃だったか。電車は空いていた。丸ノ内線も東急東横線も座れた。

日吉駅に下りたのが12時40分頃。駅周辺の食事場所は混んでいた。慶応の学生が食べに来るからだ。食事は諦めて、日吉東急店で弁当を買い、帰宅する。弁当を食べると、恒例の昼寝である。14時頃から眠り始め、16時に目が覚めた。

今日は1万歩を歩いた。1万歩は歩きすぎだ。明日は横になって体力の回復を待つしかない。無理に動くと、そのあとが酷くなる。また寝込むのはイヤだ。
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