八重島諸島めぐり 波照間島 日本最南端之碑

４月１０日。波照間島に上陸して、寄り道はしたが、ここでは波照間島の最南端について記す。

波照間島は東西に長く、南端といってもどこと決めかねるところがある。岬でも突き出ていれば見栄えがするだろうが、そういうものはない。高那崎と呼ばれる付近一帯が最南端ということになっている。

自分が島の観光課に勤めていたら、最南端を決め、印象的な名前をつけるだろうが、そこまでの商売気はないようである。

駐車場。日本最南端広場・駐車場である。

ここから坂を上がると、目の前に最南端の広場がある。

日本最南端之碑が立っている。少々お粗末なのは個人が建てたものだからである。うしろに日の丸があるので､愛国者が建てたものだろう。

海に向って歩く。

海際の手前で足場が非常に悪くなる。靴底が痛むことは間違いない。

海際。波が激しく打ち寄せていた。

これが人の住む日本最南端の島の最南端である。ここより南には日本人は住んでいないのだ。なんであれ、端っこというのは目立つ。気になる。

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