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ウクライナ歌劇場 プレミアムコンサート [音楽]

12月27日。”オール・オブ・クラシック プレミアム・コンサート”を聞く。東京文化会館で、18時半より。

指揮:ミコラ・ジャジューラ
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

3階の正面席で見たが、3階、4階はほとんど観客がいなかった。

オケ&オペラ&バレーの組み合わせで、何でもありだが、たまにはこういうのもいい。

第1部がオケ編

①ルィセンコの「タラス・ブーリバ」序曲
②プロコフィエフの「歌劇ロミオとジュリエット」より”モンタギュー家とキャピレット家」
➂チャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オネーギン」より”ポロネーズ”
④ムソグルスキー(ラヴェル編曲)の組曲「展覧会の絵」より”キエフの大門

演奏はこじんまりとまとまっていた。

第2部がオペラ編

①ビゼー 歌劇「カルメン」より”ハバネラ” (Ms)
②ロッシーニ 歌劇「セヴィリアの理髪師」より”陰口はその風のように”御(B)
③プッチーニ 歌劇「トスカ」より”妙なる調和”(T)
④ヴェルディ 歌劇「アイーダ」より”勝ちて帰れ”(S)
⑤マスカーニ 「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲 (オケのみ)
⑥グノー 歌劇「ファウスト」より”金の仔牛の歌”(B)
⑦オッフェンバック 歌劇「ホフマン物語」より”舟唄”(S,Ms)
⑧プッチーニ 歌劇「トスカ」より”歌に生き、恋に生き”(S)
⑨ヴェルディ 歌劇「リゴレット」より”女心の歌”
⑩ヴェルディ 歌劇「椿姫」より”乾杯の歌”(S、Ms、T,B)

S=オクサナ・クラマレヴァ Ms=アンジェリーナ・シヴァチカ T=ヴァレンティン・ディトゥク B=セルゲイ・マゲラ

第3部はバレエ編

「カルメン組曲」だけ。

カルメン:エレーナ・フィリピエワ   ホセ:デニス・ニェダク 
エスカミーリョ:ヤン・ヴァーニャ 

「カルメン」を下敷きにしたバレエは他にもあるらしいが、今回は音楽はビゼー/シチェドリン(管楽器を全く使っていない。)振付はアルベルト・アロンソのものを使った。

1967年にプリセツカヤで初演されたが、官能的すぎると批判されたらしい。”絡み”の場面が多い。これはモダン・バレエだった。古典バレエの名場面集でも集めた方が良かったのではないか。
ちょいと場違いの感じがした。

踊り自体は素晴らしかったが。




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