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2016.11.22  サンフランシスコ交響楽団演奏会 [旅行]

2016年11月22日(月)。19時~21時10分。サントリーホールでサンフランシスコ交響楽団の演奏会を聞く。

指揮はマイケル・ティルソン・トーマス。

プログラム。

①ブライト・シェン「紅楼夢」序曲 (日本初演)

②ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番 (ピアノ独奏:ユジャ・ワン トランペット:マーク・イノウエ)

③マーラー 交響曲第1番

サンフランシスコ交響楽団とマーラー交響曲第1番の組み合わせでチケットを購入。間の抜けた話だが、他の曲目を知らなかった。

①のブライト・シェンの曲は日本初演だから、全然知らない曲で、コープランド風に聞こえた

②のショスタコービチのピアノ協奏曲第1番は、これまた聞いたことがない曲だったが、ジャズっぽい曲。
ピアノ独奏のユジャ・ワンは、印象をいうと、キラめく、弾ける、才気煥発。面白いピアニストで、これなら、ソロ・リサイタルを聞いておくべきだった。

トランペットのマーク・イノウエとのかけあいが楽しく、アンコールも二人の「二人でお茶を」だった。ユーマンスの名曲で、もともとはミュージカルだったが、シニア世代がこの曲を知ったのはドリス・デイがヒットさせたからである。

ショスタコーヴィチと「二人でお茶を」は一見無関係のように思えるが、実はショスタコーヴィチはこの曲を管弦楽に編曲し、「タヒチ・トロット」として発表した。ユーマンスの作曲は1925年、ショスタコーヴィチが編曲したのは1927年である。

この曲のあと、ヤジャ・ワンのピアノソロでチャイコフスキーの「白鳥の湖」から「四羽の白鳥」を演奏した。

③マーラーの交響曲第1番については何も言うことはない。最後はよほどのミスがない限り、感動するようにできている。サンフランシスコ交響楽団は世界のトップ20のオケに入っている。分厚い音で盛り上げた。難をいえば、弱音部分はテンポが遅く、そこから強奏へ持っていくときの流れが人工的でやや不自然だった。

アメリカ的というのか、開演前は自由闊達で、勝手に練習しているうちに、段々と人数が増えて、いつの間にか全員がそろっている。ニコニコと話す。ドリンク片手の楽団員もいた。最近はドリンク片手にステージにあがるようになったのだろうか。マイケル・ティルソン・トーマスもドリンクを飲んでいました。ゲップが出ないのかと思う。

日本人やドイツ人がこういうことをやることは考えられない。お国柄の違い。
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