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2016.11.04 バンベルク交響楽団演奏会 [音楽]

2016年11月4日。19時~21時。東京オペラシティ・コンサートホールで、バンベルク交響楽団の演奏会を聞く。指揮はヘルベルト・ブロムシュテット。

座席は1階の15列目右側。

プログラム。

①モーツァルト 交響曲第34番

②ブルックナー 交響曲第7番

(プログラムは変更された。当初はベートーヴェンの「エグモント」序曲とブルックナーの第7を休憩なしに連続演奏する予定だった。)

この演奏会のチケットを購入した目的は一つ。ドイツの一流のオケで、ブルックナーを聞きたかった。これだけである。

目的は達した。

自分の感想では、ブルックナーの音楽は、ゆったり、もっさり、重い音がひたひたと押し寄せるようでなくてはいけない。

日本のオケは苦手とするところだろう。どうしても音が尖がってしまうからだ。外国のオケでも二流ならやはり難しい。

最初のモーツァルトは昔風で、遅めのたっぷりした演奏だった。これは懐かしい。

ヘルベルト・ブロムシュテットについては、レコードで聞く限り、特徴のない指揮者という印象しかなかった。悪く言えば凡庸で、ドレスデン・シュターツカペレと録音したベートーヴェン交響曲全集は、ドレスデンの美音以外は取柄がない。

ブルックナーの交響曲第7番の演奏はテンポが遅めでじっくりと聞かせた。しつこいぐらいの丁寧な指揮で、バンベルク交響楽団も腰折れすることなくサポートしていた。こういう演奏は聞いていて疲れる。このシンドサはCDではわからないかもしれない。ホールの中で拘束されていたから聞きとおせたのだ。

これだけのブルックナーを聞いたのだから心残りはない。


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