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2016.1010 読響 「グレイト」 [雑感]

2016年10月10日。14時~16時10分。みなとみらいホールで読売日本交響楽団の名曲シリーズを聞く。指揮は常任指揮者のシルヴァン・カンブルラン。聞くのは初めて。

座席は一階前側。指揮者の真後ろ。支出額6500円。(ホールで切符を買い求めたので手数料なし。)

プログラム。

①ラモー 「カストールとポリュックス」組曲

②モーツァルト ピアノ協奏曲第15番 (独奏:マルティン・シュタットフェルト)

 (アンコール)ショパン 練習曲「エオリアン・ハープ」

③シューベルト 交響曲第8番「グレイト」

バロック→古典派→ロマン派と並べたように思える。

ラモーの曲については知らない曲だったので演奏云々は控える。カンブルランは指揮棒なしで指揮していた。シューベルトの時には指揮棒を持っていた。ラモーの時代には指揮棒はなかったからということか、あるいは小編成で指揮棒を持つ必要がなかったからか……。(指揮者が指揮棒を持つようになったのは19世紀に入ってからで、ラモーは18世紀前中期の作曲家である。)

モーツァルトのピアノ協奏曲を弾いたマルティン・シュタットフェルトは長身痩躯。指が長いので楽に弾いていた。音は美音。柔らかい。これは快かった。

シューベルトの「グレイト」は以前は第9番だった。第8というと「未完成」だった。番号が変わって戸惑う。カンブルランの指揮はリズミカルで快速、軽快。昔のドイツ的演奏とは程遠いが、これはこれでめっぽう面白く感心した。第2楽章は、行進曲に聞こえた。読響の音には瑕疵があったと思うが、興に乗ると気にならなくなる。

カンブルランの指揮は風通しがよく爽やかである。名演派というより快演派である。演奏会が終わった後も気分爽快。また、聞きに行きたい。

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