2015.12.27 鎌倉大仏 (補修前) [旅行]
新聞で、鎌倉大仏の保存・補修工事を知り、工事前の様子を見に出かける。
補修工事期間は2016年1月13日~3月10日である。この間は、大仏像は見ることができない。来年の春の鎌倉へ行く人は気を付けましょう。
大正時代、昭和時代にも大修理が行われた。今回は平成の補修である。
補修工事をするからにはかなり傷んでいる筈。目下、こんな状態。
鎌倉大仏に限らないが、銅像は傷みやすい。酸性雨で緑青ができてしまう。
鎌倉大仏は鎌倉のシンボルだが、有名な割には謎が多いことで知られている。
①そもそも大仏というが、阿弥陀仏である。
②建立に関する資料がない。発願者が不明、莫大な資金が必要だが、誰が提供したのか? 「吾妻鏡」に1252年、鋳始めたという記事がある。その後の記録は一切ない。
今では露座だが当初は奈良の大仏と同じく大仏殿があった。台風で1334年、1369年に損壊。それ以後の再建記録はない。露座になってしまった。
関東大震災で50センチほど前方に傾いた。
江戸時代に修復され、大正、昭和に大修理が行われた。
今では背後は回廊で囲まれているが、戦争直後はこの回廊はなかった。
このことを知るには小津安二郎の「麦秋」を見るといい。原節子と杉村春子が会話を交わすのがこの鎌倉大仏の前で、当時の大仏さんの様子がわかります。「麦秋」は1951年の作品である。
<御朱印> 中央には「阿弥陀如来」。左上に小さく「かまくら大佛殿」と書いてある。印判は「鎌倉大佛殿」である。
補修工事期間は2016年1月13日~3月10日である。この間は、大仏像は見ることができない。来年の春の鎌倉へ行く人は気を付けましょう。
大正時代、昭和時代にも大修理が行われた。今回は平成の補修である。
補修工事をするからにはかなり傷んでいる筈。目下、こんな状態。
鎌倉大仏に限らないが、銅像は傷みやすい。酸性雨で緑青ができてしまう。
鎌倉大仏は鎌倉のシンボルだが、有名な割には謎が多いことで知られている。
①そもそも大仏というが、阿弥陀仏である。
②建立に関する資料がない。発願者が不明、莫大な資金が必要だが、誰が提供したのか? 「吾妻鏡」に1252年、鋳始めたという記事がある。その後の記録は一切ない。
今では露座だが当初は奈良の大仏と同じく大仏殿があった。台風で1334年、1369年に損壊。それ以後の再建記録はない。露座になってしまった。
関東大震災で50センチほど前方に傾いた。
江戸時代に修復され、大正、昭和に大修理が行われた。
今では背後は回廊で囲まれているが、戦争直後はこの回廊はなかった。
このことを知るには小津安二郎の「麦秋」を見るといい。原節子と杉村春子が会話を交わすのがこの鎌倉大仏の前で、当時の大仏さんの様子がわかります。「麦秋」は1951年の作品である。
<御朱印> 中央には「阿弥陀如来」。左上に小さく「かまくら大佛殿」と書いてある。印判は「鎌倉大佛殿」である。
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