相続税増税

今年の１月から相続税の増税が施行された。相続税の申告期限は１０ヶ月以内。１１月１日申告分から新しい相続税が適用される。

日経の記事を読むと、日本の相続税は重すぎる。相続税なしの国もある。

一般庶民も負担する消費税増税があったので、資産家にかかる相続税も増税した。それが相続税増税の趣旨だった。

末端の税務署員にははなはだ評判が悪かった。増税額は大したことはないし、事務量が増えるばかりだからである。

相続税増税は失敗だったのか？

相続税対策ビジネスが盛んになった点、成功したのではないだろうか。それに相続に対する関心が高まった。

相続税の増税額よりも、相続税対策ビジネスの売上げの方が、多分大きい。

本当に相続税対策が必要な資産家は、とっくに海外に逃げている。残っているのは、小物ばかり。都市の中産階級を直撃するわけだ。