SSブログ

あと2,3年 [雑感]

老耄を感じる昨今、他の人はどうなのだろうかと気になる。

先日、新年会に出席。

-あと何年、生きるつもりなのか?ときく。

みんな、言葉に詰まった。出てきた答えは、あと2,3年とか5,6年が多かった。10年以上生きると云う人はいなかった。

男ばかりだったからね。女性がいたら、違った答をきけたかもしれない。

あと2,3年。これが問題です。2,3年たったら、またあと2,3年と答えることは分かりきったことだから。死ぬ直前まで、これが続くのだろう。

主観的にいうと、自分が死ぬのが信じられない。自分がなくなることが考えられない。自分が死んでも世の中は動いていく。これは許せない気がする。自尊心のなせる考えである。そうじゃないのかな。

客観的に見れば、自分はいずれ死ぬ。これも分かりきった事実である。

死とは何かというと、永遠に醒めない麻酔と考えることにしている。手術を受ける前までは、自分の意識がなくなることが信じられない気がするが、現実に意識はなくなり、目覚めたときは術後の痛みが襲ってくる。

手術を受けている間の自分の意識はどういう状態だったのだろう。考えても仕方のないことだが。


あと2,3年か。ことを曖昧にする処理の一つだろう。年をまたぐとまだまだ時間が十分にある気がする。

これが今年中に死ぬということであれば、切迫感が違ってくる。

今年の末には死ぬかもしれないと考えると、緊張感が生じる。

自分の現状をいえば、冬の寒さにやられてしまった。体も心も凍り付いて思うように動かない。暖かくなれば、なんとか持ち直すかもしれないと、まだ望みを持っている。

今日が大寒で、寒さの底だ。風は冷たいが、日射しは強くなっている。あと少しの辛坊…。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0