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2014.12.18 記 「グランド・キャニオンの決斗」 [雑感]

昨日は寒かった。風に吹かれて、軽い風邪を引いたらしく、鼻水がとまらない。鼻の穴にティッシュを詰めこんでいる。

風邪には体を温めて休むしか方法がない。

以前NHH・BSで録画した「グランド・キャニオンの決斗」を見る。監督が、ドン・シーゲル。83分。短いけれど、小気味がいい映画で楽しめた。

ドン・シーゲルといえば、なんといっても「ダーティー・ハリー」だが、超ロングの場面を有効に使う。

クレジットはグランド・キャニオンの雄大な風景で、シネスコだから、映画館で見たら、さぞ魅惑的だっただろう。

クレジットが終わると、何か、豆粒のようなものが動いている。車である。ということで、超ロングショットが生きる。

そこから事件が始まり、3人が殺される。操作するのは、新任の副保安官、コーネル・ワイルドで、捜査はなかなか進まない。

どうなるか?

捜査官の適性を調べるための住民の審査会が開かれる。普通の裁判と同じで、12人の陪審員がいて、副保安官を審査する。

こういう場面を見ると、あらためてアメリカという国の成り立ちを考える。日本では考えられない。住民自治が徹底している。

日本で、捜査官の適性を調べるため、捜査官の資質を問う公開の審査会が開かれることなどありえない。

アメリカはこういう風土だから、茶会党が出現するわけである。

この映画のラストは、文字通りグランド・キャニオンでの決斗である。グランド・キャニオンに渡したロープウェイの運搬車の屋根で格闘する。

高所恐怖症の人は目をそむける場面だ。
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