中標津町

中標津町には根室中標津空港がある。一日一便、羽田空港への直行便がある。

根室中標津空港のある中標津町とはどんな町なのか。これは大いに好奇心が起きる問題である。空港には「根室」と名前がついているが、根室からはバスで１時間４５分かかる。中標津町からは８分である。実質的には中標津空港である。

釧網本線の標茶駅から標津行きのバスに乗り、約１時間半で中標津のバスターミナルに着く。

バスターミナルにおりたときの印象は、綺麗な町だな、ということ。空気は澄んでいる、青空もまぶしい。清潔感があふれている。

人の往来もあり、今の日本の地方によくある「死んだ町」ではない。

人口は増えている。１８歳以上の人口は,例によって急降下するが、すぐに回復しているので、大学卒業後、町にＵターンしていると思われる。

中標津町の人口は、１９９０年には２１，９００人。それが２０１３年には，２４，１１３人となっている。この地域の中核となる町なのだろう。

ついでに書くと、乳牛の頭数データもあるのが，この町の特色を表している。乳牛頭数は，３９，３２９頭。

空港へ行く前に，町を歩く。

標津川まで歩いた。北海道的な自然が視界に入る。

夏の避暑には好適な町と云える。バスターミナルの前にビジネスホテルがあったが、１泊２食付きで３５００円。長丁場を過ごすにはもってこいかもしれない。

８月の平均気温はなんと１８．０度である。

冬場は豪雪地帯で、平均気温はマイナス７．３度であるから、敬遠しよう。

以下、蛇足。

北海道の夏は涼しいというが、涼しいのは道東である。具体的には釧路から東側が涼しい。釧路、根室、網走、紋別が涼しい。中標津も入る。

天気予報で、北海道の気温が出てくるが、帯広までは暑く、釧路は気温が低いことが多い。北海道に避暑に行くなら、道東の町を選ぼう。

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