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大雄山最乗寺 道了尊 [旅行]

大雄山最乗寺は,関東不動霊場の第2番札所である。この寺は通常「道了尊」と呼ばれている。通称で呼ばれるお寺は、信仰する者が多いということの証である。

川崎大師を,金剛山平間寺と呼ぶ人がほとんどいないのと同じである。

道了尊には,小田原駅から大雄山線に乗り、終点の大雄山駅でおり、バスに乗り換え、終点の道了尊まで行く。バスは10分もかからない。

バス停周辺はともかく、あとは文字通りの樹海の中である。樹海の一部を切り拓いて、道了尊を建立したのである。どうやって、ここを切り拓き、堂宇を建立できたのか。昔の人の信仰心の力を見る気がする。

縁起では、相模坊道了尊者が工事を担当し、一年で巨刹を建立した、ということになっている。一人で五百人分の超人的な働きをしたという。これがv道了尊と呼ばれる所以である。

それはともかく、場所からいうと、もともとは修験場ではなかったのだろうか。

バス停から歩く。

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不動堂は、少し離れた場所にある。

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曹洞宗のお寺で、曹洞宗の三大祈祷所の一つである。修行道場としては素晴らしい環境である。以前に詣でたときには,雲水に出発する修行僧の姿を見た。

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禅宗のお寺ということですむなら、これで終わりだが、この道了尊は天狗と下駄で名高い。お土産の名物は,天狗せんべいである。

下駄は,日本一という巨大「和合下駄」がある。習俗的な色彩もあるので、昔は、ここは修験場ではなかったかと思う理由である。

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森林浴には最良のお寺である。

外国人観光客にも知られてきたのか、バスにも夫婦がいたし、お寺では外国人学生の一行に出会った。

夏休みの外国人学生が道了尊まで観光に来るとは,時代も変わったものである。




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