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大洞院 森の石松の墓 [旅行]

遠江一宮・小國神社の近くに大洞院がある。ここに「森の石松」の墓がある。

森の石松は”遠州森の石松”と呼ばれたのだから、ここに墓がある、ということであるが、本当にこれが森の石松の墓であるかどうかは不明である。

名所にしたいのか、あちこちに森の石松の墓と称するものがあるらしい。宮本武蔵の生誕地と同じ状況である。

森の石松の墓は檻で囲まれている。死んでからも監獄かと思ってしまうが、保護のためである。

森の石松の墓石は、賭け事に縁起がいいということで、御守りにするために削られてしまってきていたからである。

削られないように檻で保護しているわけだ。

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ちなみに墓石は簡単に削られないように、超強固な石でできているという。

森の石松といえば、清水の次郎長である。

二人の名前が記された碑もある。

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しかし、これらのものは大洞院の境内にはなく、境内の入口にある。ヤクザものを境内に入れるのはまかりならんということらしい。

大洞院には橋を渡ってはいる。

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しかし、マトモに参拝する人はいない。森の石松の墓を見るために行くのだから、お寺は義理、付け足しである。

森の石松の墓で思い出したが、有名人の墓石が狙われるのは日本だけではない。誰の墓かは忘れたが、墓石に金網を張っていたのを見たことがある。中国だったか…。



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