殿ヶ谷戸庭園 美人な日本庭園

殿ヶ谷戸庭園は国分寺駅近くにある。南口から東京方向へ歩いて２分。

この庭園は、都内でも有数の紅葉の名所である。以前に２回、紅葉を見に行った。

新緑の季節はどんなものだろうか？　　武蔵小金井に行く用事があったので、立ち寄ってみた。



庭園に入って感じたこと。これは美人だなぁ。

美人な庭園なんである。

雨上がりの緑が目が覚めるように冴えている。

この庭園は国分寺崖線に造られている。

道を下ると、竹林がある。

その先に湧水源がある。縄文人も飲んだという。いっぺんに時空が飛んでしまった。



湧水は次郎弁天の池に流れ込み……

もしこの庭園に一度だけ行くというなら、やはり紅葉の季節だ。

しかし、清々しい気分を味わいたいなら、今の季節も奨められる。弁当持参で、東屋で食べるのがいい。

殿ヶ谷戸庭園は、大正初期に満鉄副総裁だった江口定篠が手がけ、昭和４年に三菱財閥の岩崎家の別邸となった。岩崎家がなお築造整備したものである。

平成２３年９月に国の名勝に指定された。

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