岩国城

岩国の名所、錦帯橋の背後は吉香公園になっている。ここに資料館や、旧武家住宅、岩国名物のシロヘビ館などがある。日本庭園、菖蒲園もある。

岩国城へ上るロープウエイは吉香公園内にある。

岩国駅へ戻ってから考えたことは、錦帯橋は錦帯橋周辺とワンセットでとらえるべきであるということ。

錦帯橋＋吉香公園＋岩国城である。錦帯橋だけ見るなら１時間で十分だろうが、周辺を全部見ると、半日がかりになる。

吉香公園は一部補修工事が行われていた。岩国空港で錦帯橋を世界遺産にと云うキャンペーンを見た。世界遺産に申請するなら、錦帯橋単体ではなく、周辺の環境整備も必要だ。吉香公園の整備もその一環かもしれない。



岩国城へは徒歩でも上がれるが、ロープウエイを利用する方が疲れない。ロープウエイは一時間に３本。０分、２０分、４０分と運行される。



天守閣は食傷気味だったが、眼下の風景は素晴らしい。

また、吉香公園に下りて、庭園を歩く。庭園は冬枯れ。これは春に見たい。



錦帯橋へ入る手前の道路も整備されている。盆栽の松のような並木が珍しい。



錦川を挟んで、岩国城の対岸の丘の上に椎尾八幡宮がある。神社には目がないので、恒例により参拝し、御朱印をいただく。

椎尾八幡宮は岩国城と向かい合わせの位置にある。岩国城の守り神だった、と神職さんは説明してくれた。

御朱印をもらうとき、神職さんは朱印帳を拝殿の中まで持っていった。祈願しながら、この御朱印を書いたものだろう。

これは本格的だった。ありがたし。


錦帯橋については、春になって桜が咲く頃また見たいものだと思う。冬寒の中で見学するものではない。

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