映画「バイオハザード」

－アクション映画と思っていたら、違っていた。

－気色の悪い映画ですね。

－ホント、ウツ気味の時に見る映画ではないよ。途中でやめようかと思った。

－最初は、ストーリーがわからなくて困った。

－１時間ぐらいたつと、全貌がわかるシナリオ構成だった。これはお子様向けの映画ではないね。凝っているんだが、不親切だ。

－残酷描写もあるし。

－ああ。簡単な印象をいうと、「エイリアン」＋「ゾンビ」だな。街の地下深くにバイオ研究施設がある。完全にコンピュータで管理されている。

－閉鎖空間の恐怖ですよ。脱出しようとしてもできない。

－「エイリアン」は宇宙貨物船で、あれも脱出できない。怪物が襲ってくる。つくづく、人は閉鎖環境が嫌いだと感じた。ほんの少しでもいいから、自由がほしい。

－我々にはそれは自由もどきはありますよ。自由だと思っている。でも、本人の知らぬ間にコンピュータ管理されているかもしれない。この映画を見ている内にひとごとではない、と思いました。

　この映画は完結していませんね。後編を予告しています。

－後編があるのはわかるが、もう見ないよ。他にも見たい映画はいっぱいあるし。ＤＶＤを借りるときは、おおよその傾向をつかんでから選ぶべきだな。

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