眠かった早朝参拝 伊勢神宮･内宮

２０１３年９月２９日

早朝に伊勢神宮･内宮を参拝する。

旅行会社のパンフレットではきちんと早朝参拝と書いてあったが、伊勢神宮を参拝することだけしか頭になかったので、時間の確認を忘れていた。

しかし、早朝参拝といっても、朝６時からとは夢にも思わず、前日に旅行会社の添乗員さんからいわれてビックリした。

もともと神経質な質で、朝６時参拝なら、夜中の２時や３時に起きてしまう。熟睡できない。まぁ、１日ぐらいならもつだろう。いざとなれば、眠らなければいいと決めた。案の定真夜中の２時半に目が覚めてしまった。

ともかく、６時にホテルを出て、内宮に着いたのが６時１０分。こんな時間に誰が参拝するのよと、静かな内宮を想像したが、大間違い。宇治橋を戻ってくる人もいて、神社には早朝がよく似合うと、改めて感じた次第。

明後日の１０月２日に内宮の遷宮式が行われる。遷宮以後の人出は予想できたが、遷宮前の人出は計算外だった。考えてみれば、現在のお宮を拝めるのもあと３日しかない。名残を惜しむ人が多くても不思議はない。

新しいお宮は垣間見ることができた。遷宮式の準備も終わっている。立ち入り禁止区域が多かったのは仕方ない。

新しいお宮は現在のお宮と隣り合っている。横に移動するだけと思っていたが、そうではなく、現在のお宮から石段を下り、新しいお宮の下まで横移動し、また新しいお宮に向かい石段を上がる。

これが内宮の遷宮式である。

伊勢は盛り上がっている。添乗員さんが言うには今月の２５日に来たが、大変な混みようであったという。

今日も宇治橋に戻った午前７時には続々と人が歩いていた。午前、午後はなおさら混雑するだろう。遷宮前の最後の日曜日だったから、なおさらだ。

遷宮のあとは、大混雑が予想されている。「赤福」などの名物も買えるかどうかはわからない。現に今日の宇治山田駅ではすぐに完売、もしくは入荷待ちの状態になった。

今回の旅行は、帰りはバスで名古屋に戻るのではなく、近鉄で戻った。高速道路で名古屋に戻ると、渋滞に巻き込まれ、新幹線に乗れなくなる可能性があるからだった。

現実に、渋滞で新幹線に乗れなかった事例があったらしい。これでは旅行会社も慎重になる。帰宅して、新聞を見ると、渋滞の可能性があるので、近鉄を利用するという阪急の広告が載っていた。

しかし、電車の利用客数には限度がある。関東から行くなら、豊橋まで新幹線で行き、ここから伊良湖までバスに乗り、伊勢湾フェリーで鳥羽に出るルートも考えられるが、フェリーの収容能力にもやはり限界がある。

今年の秋、来年の正月の伊勢神宮参拝は厳しい。


いつのまにか日本は復古調モードになった。

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