2013/05/20 散歩観察

月曜日は清掃日で、要らぬものを始末することにしている｡起きて朝一番にやるのが清掃である。清掃は朝の気力のあるうちに行うのが一番いい。モノを捨てるにしても、気力があるからきちんと捨てる気になれる。

清掃ののち、小雨が降っていたが、散歩に出かける。

私の住んでいるのは郊外の住宅団地だが、つくづく思うことは、日本の家は緑が多いということ。新緑の季節だから、緑の鮮やかさがなお目に染みる。普段はごく当たり前のことと思い気がつくこともまれだが、雨の日は別である。

アジサイが花をつけだしたのを観察する。先週の金曜日にはバラを見に行ったのだが、もうアジサイの季節に移り変わろうとしている。

今年はどこのアジサイを見に行こうか。行ったことのない土地、行ったことのない場所がいい。知らない土地に行けば、神経が敏感に働くようになる。感覚が冴えてくる。

我が家の近くに豪邸がある。某中小企業の経営者だった人の家だが、ここが売りに出ている。坪３００万円という話だ。不動産業者の話では、この家は年収３０００万円クラス出ないと買えないとのこと。

なぜ売りに出ているのか。維持管理が負担になったかららしい。子供たちは独立して家を出た。老夫婦二人になった。よくある話で、家が大きすぎて、掃除の負担も大きい。月に１回か２回、プロの清掃業者が入っていることは門前に駐車している車で知っていた。

いい家の維持管理は金がかかると思っていたが、高齢になって清掃が面倒になっていたようだ。

老夫婦には大きな一軒家は負担である。管理の楽なマンションに移り住む｡都心のマンションが売れるのももっともである。

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